筑陽学園が33季ぶり優勝 江口監督の“密着指導”が結実 秋季高校野球福岡県大会

優勝を決めてガッツポーズをつくる筑陽学園の2番手の菅井(左)
優勝を決めてガッツポーズをつくる筑陽学園の2番手の菅井(左)
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 高校野球の秋季福岡大会は8日、福岡市の桧原運動公園野球場で決勝と3位決定戦が行われ、筑陽学園が春の九州大会優勝の九州国際大付を5-3で破って、33季ぶり2度目の優勝を果たした。エース西雄大(2年)が9回途中3失点で、最後は2番手の菅井一輝(同)が締めた。両校は秋季九州大会(20日開幕、リブワーク藤崎台球場など)に出場。組み合わせ抽選は11日に熊本市で行われる。3位決定戦は真颯館が小倉工に16-6で6回コールド勝ちした。

■西8回0/3 3失点

 強敵を乗り越えて、筑陽学園が33季ぶりの頂点に立った。春の九州大会を制した九州国際大付を破り「最後に追い上げられて、今日が一番苦しい試合だった」と江原佑哉主将(2年)は熱戦を振り返った。

 先発の西が8回までわずか1失点に抑えていたが、9回に2ランを浴びると、江口祐司監督は迷わず2番手の菅井に交代。「3点までは投手に許していた。菅井には相手に勢いが出たときにいくと伝えていた」。菅井は死球で走者を出したが、無安打に抑えて相手の勢いを止めた。

■継投策で火消し

 準々決勝で飯塚、準決勝で真颯館と北部の強豪を次々と倒して頂点に立った。「自分の考えを教えるのはグラウンドだけじゃない」と江口監督は話す。この日のスタメンのうち3番以降の7人が江口監督が担任をするクラスの生徒。勝負どころでの心構えなども授業の合間に話してきた。グラウンドと教室での密着指導が実った。

 昨秋の九州大会は初戦で延岡学園(宮崎)に敗退。「今年は一体感がある高校野球らしいチーム。今まで通りにやれば勝てる」と江口監督。初の選抜大会出場を目指し、優勝を弾みに九州大会も上位へ駆け上がる。 (前田泰子)

=2018/10/09付 西日本スポーツ=

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