嘉弥真 能見フォーク 新球武器に先発諦めない

西日本スポーツ

ブルペンでフォークボールの握りをする嘉弥真 拡大

ブルペンでフォークボールの握りをする嘉弥真

 ■自主トレで学ぶ
 4年目の嘉弥真新也投手(25)が27日、西戸崎合宿所で新球の「能見フォーク」を初披露した。前日26日まで沖縄の宜野座村で阪神・能見篤史投手(35)の自主トレに参加し、猛虎の大黒柱からウイニングショットを伝授された。現時点で今季の役回りは未定ながら、先発への強いこだわりを持っており、大きな武器になりそうだ。

 沖縄から福岡に戻り、この日はブルペンにも入った。途中から松田が打席に立つと、より実戦モードになった。「真っすぐとフォークボールの腕の振りが一緒になるように」。計47球のうち、5球ほど新球を投じた。

 沖縄自主トレでは、能見が昨季まで73個の白星を積み上げる武器としてきた“伝家の宝刀”を盗んだ。能見からは「強く腕を振ればいい」と助言され、これまで投げたことのなかったフォークにチャレンジ。浅めの握りで、落差は少なく10センチほど落ちる。「(沖縄では)試合形式のような練習もできたし、その中で試せた」。毎日のように打撃投手を務め、仕上げは打者との真剣勝負もあった。右の強打者、関本から三振を奪った時には、ついガッツポーズも出た。「いい球だよ」と声を掛けられたという。

 多い日では150球、1月としては例年より多い1000球ほどを投げ込んだ。能見には先発としての1週間の過ごし方を尋ねるなど貴重な時間となった。持ち球でもある大きく曲がるナックルカーブやチェンジアップに、新たなレパートリーが加わった。「ずっと投げてきたので仕上がっている」。昨季までのリリーフから新たなステージで投げるため、アピールし続ける。 (小畑大悟)

=2015/01/28付 西日本スポーツ=

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