本多 黒田撃ち締め 2安打 心技体充実

西日本スポーツ

4回無死、右前打を放つ本多 拡大

4回無死、右前打を放つ本多

8回2死一塁、打者・中村晃のとき二盗を決める本多(野手・菊池)

 ■四球選んで盗塁
 
 工藤ホークスのリードオフマンが、黒田撃ちで開幕準備を整えた。ラスト4試合で1番に座った本多だ。初回にスライダーを中前へはじき返すと、4回は初球のカーブを右前へ運んだ。今オープン戦5度目のマルチ安打で、打率を3割1分1厘まで引き上げた。

 「第1打席はとにかく対戦が楽しみだった。1打席目は初球、2球目と見たけど、直球が動いているのが分かった。コントロールもすごくいい。自分の打席以外を見ていても、内野ゴロが欲しいときにしっかり取っていた。さすがですね」

 米メジャー通算79勝。日米トータルで182個の白星を積み重ねた“レジェンド右腕”の印象を、一球一球、丁寧に振り返った。それは、自身の打撃が高水準を持続していることと関係している。裏付けるのが選球眼の良さだ。選んだ四球の数は12球団で唯一の2桁台となる11個に上った。

 「今年は去年より(打撃フォームの)バランスがいい。だから、打席の中で切羽詰まった感じがない。打つ、打たないではなく、しっかり自分のポイントで球を捉えられている」

 打撃の好調は最大の武器でもある「走力」にまで相乗効果を生んでいる。今オープン戦は4盗塁ながら、20日の広島戦で2盗塁。この日も2度企図し、四球で出塁した8回は二盗を決めた。「最近は自分の体を動かしたいように動かせている。技術面もそうだが、気持ちよくシーズンに入れそう」。心・技・体すべてにおいて、本多はシーズン開幕を待つのみだ。 (石田泰隆)

=2015/03/23付 西日本スポーツ=

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