福田 4年ぶり連続マルチ 寺原を援護

西日本スポーツ

1回2死一、二塁、右前適時打を放つ福田 拡大

1回2死一、二塁、右前適時打を放つ福田

 ■がむしゃらに
 
 苦しい時間をともに過ごした先輩をバットで勇気づけた。マルチ安打の福田が試合後、満面に笑みを浮かべた。「テラさんとは昨年リハビリで一緒だった。スタメンで出られると分かった時、テラさんとお立ち台に上がれるような活躍をしたいと思っていました」。昨夏受けた左肩と右膝の手術後、寺原とは西戸崎合宿所で一緒に汗を流してきただけに、援護の一打の感触は格別だった。

 まずは初回。2点を先制してなお2死一、二塁から、石山のストレートを右前にはじき返し、貴重な3点目をたたき出した。先頭打者だった4回は左前打で出塁し、高谷の2ランを呼び込んだ。5月29日のヤクルト戦に続き、自身が出場した試合での2戦連続マルチ安打は2011年7月以来、4年ぶりとなった。

 「配球をしっかり考えながら打席に入れている」。規定打席には到達していないものの、打率はジャスト3割。前日には吉村が2安打を放つなど、スタメン争いは熱を帯びる一方だ。「代走でも守備固めでもいい。そこでしっかり結果をだすだけ」。がむしゃらな気持ちを白球にぶつけながら、これまでも道を切り開いてきた。背番号37の「熱男」は献身的なプレーで工藤ホークスを支える。 (永松幸治)

=2015/06/01付 西日本スポーツ=