テラス査定導入へ 後藤社長 被弾増の投手陣に配慮

西日本スポーツ

5月6日のロッテ戦でクルーズ(左奥)に左翼テラス席へのソロを被弾した武田 拡大

5月6日のロッテ戦でクルーズ(左奥)に左翼テラス席へのソロを被弾した武田

 ■「適正評価する」
 
 福岡ソフトバンクの後藤芳光球団社長兼オーナー代行(52)が15日、ホームランテラスの新設に伴う新査定の策定方針を示した。本塁打数が激増したことで、投手陣のマイナス査定は避けられそうもないが「単なる(従来の)査定ではなく、必要な分析をした上で、できるだけ適正な評価をする」と、環境の変化を最大限に考慮したい考えだ。

 ホームランテラスの影響で今季ヤフオクドームでの本塁打は急増。開場以来最多を更新する勢いだ。後藤社長は「スポーツ分析的には、いろんな意見があると思うが、大事なのはお客さんが何を望んでいるか」と企業としてのポリシーを説明。「ホームランが多く出ていることは、お客さんには喜んでいただけていると思う」と自負した。

 ただ、ファンに限らず選手の立場も守る。今後球団として、本拠地の仕様変更による成績への影響を調査。オフの契約更改交渉に反映させる考えで「それは選手が戦うフィールドを変えたわれわれの責任」と明言した。その上で「欲を言えば、それ(ホームランテラスの影響)を吹っ飛ばして、防御率、勝利数とも昨季より良くなる投手が出てきてくれれば」と望んだ。

 ホークスの選手が打っての本塁打増については「スタンドインも増えている」と野手陣の頑張りを評価。テラスへの本塁打を、選手に不利益となるように特別視することには否定的だった。後藤社長は交流戦最後の試合だった14日の広島戦を観戦し、この日帰京。「聞けば、満員(観衆3万8500人)6試合目で勝つのは初めてだったとか。良かったです」と笑顔を見せた。

=2015/06/16付 西日本スポーツ=

■「34→39」もう昨季を超えたSBのHR

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