【19日】秘策に応えた投手陣 希望が丘

西日本新聞

【東福岡―希望が丘】東福岡に勝ち、喜びを爆発させてスタンドへのあいさつに向かう希望が丘ナイン 拡大

【東福岡―希望が丘】東福岡に勝ち、喜びを爆発させてスタンドへのあいさつに向かう希望が丘ナイン

 希望が丘の“秘策”が、8年ぶりの大会制覇を狙う強豪・東福岡相手に奏功した。先発したのは、北部大会3試合で2完投の主戦内堀佑哉投手(3年)ではなく、公式戦初登板の左腕芦田秀斗投手(2年)。「相手打線の目先を変える作戦だった」と、石橋茂樹監督は打ち明けた。

 芦田投手には前夜、先発を伝えた。「とっても緊張した。ブルペンでは大丈夫だったけど、マウンドに上がると頭が真っ白になった」という芦田投手は初回にいきなり3四球。

 それでも石橋監督は「想定内」とばかりに次の手を打った。2番手に送り込んだのは山村晃輝投手(2年)。北部大会4回戦でわずか3分の2回を投げただけだが、1死満塁のピンチにも冷静だった。右下手投げで制球力が武器。「内角を攻めて詰まらせる」との狙い通り、相手打者を併殺打に仕留めた。

 その後、七回まで1失点と好投。「最後の二回を任せようと決めていた」。石橋監督は満を持して内堀投手をマウンドに送った。

 1点を勝ち越した直後の八回から登板した内堀投手は「リードした状態でつないでくれた。後は抑えるだけ」。1死二、三塁のピンチを背負うも「ここで打たれちゃ、後輩二人のピッチングが無駄になる」と気合を入れ直した。

 「強豪相手に思い切りぶつかってくれた。本当によくやった」。秘策に応えた投手陣の頑張りを石橋監督は手放しでたたえた。

=2015/07/20付 西日本新聞朝刊=

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