【19日】初先発と連打で奮闘 高岡昇平選手(長崎西)

西日本新聞

八回に右前打を放った長崎西・高岡 拡大

八回に右前打を放った長崎西・高岡

 公式戦初めての登板だった。一回、創成館の嶋田力也選手(3年)に投じた3球目はライトスタンドに運ばれた。「気持ちが入っていた分、球が甘くなった」。小中学校を同じチームで戦った2人。強豪校に進んだ嶋田選手は「同級生だけど憧れの選手」だった。

 投手として入部したが、腰椎分離症を抱え、野手に転向した。2回戦の直後、この日の先発を告げられた。変化球で抑え、エース原田寛太投手(3年)につなぐ作戦だった。

 結果は2回2失点。打っては2打数無安打に抑えられていた八回無死一塁の打席で、「とにかく打ってほしいです」と伝令に来た後輩の言葉に力がすっと抜けた。放った右前打は待望の連打。得点にはつながらなかったが、一塁ベース上で笑みがはじけた。

 シード校の巧みな流れを崩せず敗退。高校野球の夏は終わったが「大学に入っても野球でレギュラーを取りたい。また力也(嶋田選手)とできるかは分からないけど、次は負けない」。悔しさを力に変える。

=2015/07/20付 西日本新聞朝刊=

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