敬愛V奪還 「娘誇らしい」歓喜の輪

西日本新聞

 23日の金鷲旗高校柔道大会で女子の敬愛(北九州市)が優勝を決めた瞬間、会場のマリンメッセ福岡(福岡市)のスタンドに陣取った保護者ら約50人の応援団は大きな声を上げ、抱き合って喜んだ=写真。「娘を誇らしく思う」。寮生活で離れて暮らす娘たちの勇姿に、惜しみなく拍手を送った。

 埼玉栄との準決勝は昨年の決勝の再現。大将の児玉ひかる選手(2年)が相手大将に一本勝ちすると、父充永(みつひさ)さん(45)はガッツポーズをした。「相手大将とは中学の大会や昨年の金鷲旗で闘って負けた因縁もあった。娘を誇らしく思う」

 決勝で大成(愛知)を制すと、保護者らは「良くやった」「えらいぞ」と大興奮。中堅を務めた新森涼選手(2年)の母みちよさん(50)は、寮生活の娘と毎朝、無料通信アプリのLINE(ライン)で連絡を取り合う。2週間前に左膝を痛め、「大会で体力が続くか心配」と弱音を漏らす娘に「涼ならできる」と鼓舞し続けた。「優勝は仲間や指導者に恵まれた結果。まだまだ成長しそう」

 準決勝から次鋒を務めた内野やや選手(3年)にとっては、最初で最後の金鷲旗だった。父健太郎さん(44)は「一生の財産にしてほしい」と大喜び。一緒に稽古している敬愛中2年の柔道部員御手洗晴菜さん(14)は「先輩のようになりたい」と目を輝かせた。

=2015/07/24付 西日本新聞朝刊=

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