福岡大大濠スターに続け OB竹ノ内稽古で激励

西日本新聞

【男子2回戦・佐賀北‐福岡大大濠】真島(佐賀北・左)と打ち合う平岡(福岡大大濠) 拡大

【男子2回戦・佐賀北‐福岡大大濠】真島(佐賀北・左)と打ち合う平岡(福岡大大濠)

 世界の頂点を知る先輩に見守られて福岡大大濠が好発進した。2年ぶりの優勝に向けて佐賀北との初戦を突破したチームに、5月の世界選手権で日本代表の団体制覇に貢献したOBの竹ノ内佑也(筑波大4年)が会場で声援を送った。

 初戦は先鋒の森光聖(3年)が2人を抜くと、中堅の平岡良脩(同)が相手副将、大将を破った。「抜き勝負を勝ち上がるのは簡単ではない。まずまずのスタートでしょう」。試合を観戦した竹ノ内は振り返る。大会開幕の1週間前には母校の稽古に3日間加わり、後輩を後押しした。

 自身は2、3年時に大将を務め、玉竜旗の連覇を経験。「印象深い大会」と思い出を話した。高校時代の竹ノ内と同じ大将を務める秋山健太(同)は「『前半から攻めて、自分のペースに持ち込め』とアドバイスをもらった」と感謝した。

 昨年は準々決勝で敗れ、竹ノ内が優勝に導いた2010年以降4年続けた決勝進出が途絶えた。森大樹監督は「竹ノ内をはじめとする先輩の思いを竹刀に込めて、選手は戦わないといけない」とハッパを掛けた。

 玉竜旗で腕を磨き、昨年11月の全日本選手権を史上最年少で優勝した竹ノ内は、最終日まで会場に足を運ぶという。「なんとか踏ん張って、優勝を目指してほしい」とエールを送った偉大な先輩と喜びを分かち合うため、福岡大大濠が大旗を取り戻す戦いに挑む。

=2015/07/28付 西日本新聞朝刊=

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