島原中央 めきめき頭角 島原OB 竹田監督が熱血指導

西日本新聞

【男子4回戦・須磨学園‐島原中央】岡田(須磨学園・左)から小手を奪う永田(島原中央) 拡大

【男子4回戦・須磨学園‐島原中央】岡田(須磨学園・左)から小手を奪う永田(島原中央)

 平成27(2015)年度玉竜旗高校剣道大会第5日は28日、男子の2回戦の残り試合から4回戦まで行い、ベスト64が出そろった。シード校では、昨年高校3冠(全国選抜、玉竜旗、全国総体)に輝き、今年も全国選抜を制した九州学院(熊本)や一昨年の玉竜旗優勝の福岡大大濠、同準優勝の高輪(東京)、昨年準優勝の島原(長崎)、同3位の東福岡などが5回戦に進出。ノーシードでは島原中央(同)などが4回戦を突破した。この日は4人が10人抜き、32人が5人抜きを達成。最終日の29日は、男子の5回戦から決勝を行う。

 島原だけが「シマバラ」ではない。昨年準優勝の強豪に負けじと、同じ長崎県島原市にあるノーシードの島原中央が、ベスト64へ駒を進めた。

 この日は先鋒の永田浩平主将(3年)が活躍。浜松湖北(静岡)との3回戦で3人、須磨学園(兵庫)との4回戦では2人を抜いた。「足がよく動いて、引き技がうまく決まった」とうなずく永田を、竹田光樹監督は「チームにリズムをつくった。主将らしい仕事をしてくれた」とたたえた。

 竹田監督は島原OB。1996年には1年生の副将として玉竜旗3位に貢献した。今年は5月の連休や6月の県総体前には、選手たちを連れて母校の後輩と合同で練習。「全国大会を経験した選手の動きからは学ぶものが多かった」。ただ県総体では九州選抜王者の西陵に準決勝で敗れ、全国総体出場を逃した。

 悔しい思いもしたが、島原中央は持ち前の一体感で大舞台に臨んでいる。部員21人のうち自宅が遠い13人が、竹田監督の自宅に下宿。午後10時まで選手と監督が一緒に庭で素振りをするなどして鍛えてきた。永田は「練習に付き合ってくれてありがたい」と師に感謝した。

 5回戦の相手は東福岡。優勝候補に勝てば、過去最高成績のベスト32に並ぶ。その先の目標は島原との対決だ。今回相まみえるとすれば準決勝。「まずは東福岡にチーム一丸となって挑む」と話した永田は「島原は強い。でも僕たちが島原の代表だ、というところを見せたい」と意気込んだ。

=2015/07/29付 西日本新聞朝刊=

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