7連勝呼んだ 中継ぎ0封 層の厚さ見せる

西日本スポーツ

森1回無安打3K 拡大

森1回無安打3K

サファテ1回1安打1K 森福1回1安打3K 五十嵐1回無安打2K

 終盤に振り出しに戻った試合を、鉄壁のリリーフ陣が劇的なサヨナラ勝ちに導いた。2番手の森からサファテ、森福、五十嵐が1イニングずつの無失点リレー。「0点で終わらせないといけない。3人で片付けられるように」。同点の8回に登板した森は決意を口にした。

 2番田中からの好打順も強気で攻めた。3者連続の空振り三振。最後の中田はフルカウントから高めの直球を振らせた。「いつも通り思い切っていけた。三振で終われたのも大きい」とうなずいた。6、7回とスタンリッジが連続失点した嫌な流れを断ち切った。

 工藤監督も「森がすごくいい状態なので、勢いに乗って、いい投球をしてくれている」とたたえた。2年目の今季は次第に調子を上げて、最後の失点は6月24日の西武戦。これで12試合連続無失点だが、当の森は「それが自分の仕事なので」と涼しい表情だ。

 9回はサファテが立ちはだかった。6月19日の日本ハム戦以来となる同点でのマウンド。先頭の近藤を左前打で出したが、細川が二盗を阻止。「(投げる)タイミングを変えたり、けん制を入れたりした。細川が刺してくれて気持ちが楽になった」と振り返る。

 経験豊富な森福は10回を任された。後半戦唯一の黒星となった7月26日のオリックス戦は、延長で登板して敗戦投手となっただけにリベンジの思いもあった。先頭大野を出しながら、そこから3者連続の空振り三振で踏ん張った。それでも「先頭を出しちゃいけない」と反省を忘れない。

 11回は五十嵐が完璧な内容で片付け、直後のサヨナラ勝ちにつなげた。歓喜の輪に加わった森は「チームが勝つのが一番なので」と声を弾ませた。層の厚さを見せつけた救援陣が、福岡移転後では最速のマジック初点灯を呼び込んだ。 (小畑大悟)

=2015/08/06付 西日本スポーツ=

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