柳田初球23号 前夜劇弾から2球連続 デホ来日最多タイ24号

西日本スポーツ

1回2死、右翼席に23号ソロ本塁打を放つ柳田 拡大

1回2死、右翼席に23号ソロ本塁打を放つ柳田

2回無死、右中間スタンドに同点ソロ本塁打を放つ李大浩

 本拠地は連夜の花火大会の様相を呈した。まず初回。2点先制された直後だった。2死から、柳田が右中間スタンド中段まで“大玉”を上げた。東明の141キロは内角いっぱいながら、コンパクトな鋭い回転で一振り。「打った瞬間の手応えは良かった」と確信十分の23号ソロは、今季4本目の初球アーチだった。

 前夜は9回2死から、やはり右中間スタンドへ逆転サヨナラ3ラン。日をまたいで、ビデオを再生するような2打席連発…それ以上の「2球連発」だ。「狙っていたわけではなく、ただ来た球に反応しました」。言葉が説得力を帯びた。

 次は李大浩だった。2回先頭で、アウトローの140キロに踏み込んでガツン。こちらも右中間スタンドへ、一時同点となる“大玉”を放った。「逆方向へ、自分のイメージした打球が打てた」。来日4度目の月間MVPに輝いた5月以来の3戦連発。44試合を残して、オリックス時代の2012、13年に並ぶ来日最多のシーズン24号に到達した。

 逆方向への一発だった点で、これも前夜に金子から放ったソロを焼き直すような一撃。「ある程度、球を呼び込めている。あの方向へ大きい当たりを打てているのは、体が開いていないということだし、調子が上がってきているんじゃないかな」と手応えを深めた。

 柳田、李大浩がアベックアーチの試合は今季5度目で初黒星ながら、2試合連続のチーム複数本塁打は、交流戦終盤の6月以来2カ月ぶりの華やかさだった。3回に勝ち越された1点が埋まりそうで、埋まらないままの敗戦。第2打席以降、快音のなかった柳田は「いいところに投げられた。きょうは相手が上だったということ」と、謙虚な言葉に次戦への導火線を潜ませた。 (森 淳)

=2015/08/13付 西日本スポーツ=

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