柳田連続適時打 3~6番が全員打点!

西日本スポーツ

1回1死二塁、同点適時二塁打を放った柳田 拡大

1回1死二塁、同点適時二塁打を放った柳田

 看板に偽りなし。8月の月間MVPに選出されたこの日、柳田は“真夏”だった。1点先制された直後の初回1死二塁。外角狙いが甘く入った、辛島の真っすぐを捉えた。中堅左を破る適時二塁打。「先制されて、すぐに同点にできて良かった」。これは序の口だった。

 3回は川島が四球で出塁し、今宮が初回と同様に犠打で送って1死二塁。粘って7球目の内角低めの真っすぐをミートした。二塁藤田の頭上を破り、中前へ一時勝ち越しの適時打。「チャンスでうまく打てた」と再び川島を本塁に迎えた。

 前日3日は10得点の大勝の中、1四球ながら4打数無安打。この日の打席はやや前傾気味に構え、わずかにバットを揺すって待つマイナーチェンジを施した。「何も考えてないですよ」とどこまでも誇大な表現は控えるが、藤井打撃コーチも「少し猫背気味というかね。自分で考えてやっている」と工夫を見て取った。

 3回の適時打は走る足掛かりでもあった。けん制をかいくぐり内川への2球目でスタート。捕手嶋の送球を受けた遊撃西田がタッチする直前、右足で二塁ベースを捉えた。9試合ぶりの盗塁で今季27盗塁。トリプルスリーへまた一歩進み、大歓声と、李大浩&松田の連続適時打を呼んだ。3~6番が全員打点と、主軸全体の上昇ムードも出た。

 8回の守備では本塁ノーバウンド返球が実らず、勝ち越しの走者の生還を許す無念さも味わった。今季最長5時間超の試合を含むビジター西武3連戦を終え、午前中に福岡に戻ってのナイター。通常90分の試合前練習でのフリー打撃は夏場は80分ほどになっているが、この日はさらに短く、約60分の「超・時短練習」だった。それでも、敗戦の結果も相まって「疲れました」が本音。仕切り直して、また攻撃を先導する。 (森 淳)

=2015/09/05付 西日本スポーツ=

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