飯田がいいんだ 工藤監督絶賛 鉄壁救援陣6イニング0封

西日本スポーツ

10回途中から登板し、好投した飯田 拡大

10回途中から登板し、好投した飯田

 ■「ピッチャーで勝てた」
 
 工藤ホークスが誇る鉄壁の救援陣が、底力でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。楽天に許した安打は、味方打線を上回る2桁の「10」。それでも今季2度目の先発となった帆足の後を受けた6投手が、終盤の度重なるピンチを懸命に無失点で耐え、松田の劇弾につなげた。

 「みんな疲れもある中でしのいでくれた。特に飯田がピンチのところで出て、ゼロに抑えてくれたことが大きかった。他のピッチャーも頑張ってくれたし、ピッチャーで勝てた」

 工藤監督が、名指しでたたえたのは左腕の飯田だった。延長10回1死一、二塁のピンチに6番手で登板。島内に対していきなり3ボールとしたが、動じなかった。「落ち着いていた。目の前の打者だけに集中するだけと思った」。外角低めの直球でバットを折り、遊ゴロに仕留めた。続く嶋は真っすぐ4球で追い込み、最後は外角のチェンジアップで遊ゴロに抑えた。

 マウンド度胸を買った工藤監督は開幕から1軍で起用し続けた。しかし、ハイレベルな救援陣の中にあって5月下旬に2軍降格。それでも、2カ月間の2軍生活を無駄にしなかった。「力をいかに抜いて投げられるかを考えてきた」。再昇格した7月末からは、安定した投球を続けている。

 4日の楽天戦で救援に失敗し、今季初黒星を喫した森も7回に登板。1番から始まった相手攻撃を3人で封じた。まずはクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた工藤ホークス。質量ともにリーグ屈指の救援陣は、短期決戦でも威力を存分に発揮しそうだ。 (倉成孝史)

=2015/09/07付 西日本スポーツ=

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