初芝橋本高・黒瀬 高校通算97発男 公式戦7本塁打のうち4本場外

西日本スポーツ

 驚異の実績を引っさげて「紀州のスラッガー」が憧れの世界に飛び込む。高校通算97本塁打。「指名していただいたチームで頑張りたいと思っていた。ほっとしたし、わくわくしています」。ホークスからドラフト5位指名を受けた和歌山・初芝橋本高の黒瀬は満面の笑みを浮かべた。

 恵まれた体格から豪打を連発してきた。昨年秋の練習試合では1試合5本塁打を放ったほか、公式戦での7本塁打のうち4本が場外という規格外のパワーを誇る。甲子園はおろか、近畿大会にも出場経験はないが、指導してきた芝野恵介監督は「スイングスピードと飛距離は高校生の中では抜けている。さらにバットコントロールの柔らかさも持っている」とうなずく。

 高校時代は捕手だったが、球団からは内野手としても期待されている。「1年生のころはサードやファーストもやっていました。今、練習しています」と黒瀬も柔軟に取り組む構えだ。今季トリプルスリーを達成した柳田は尊敬するプレーヤーの一人。本塁打だけでなく、高打率も残せる打撃はまさに理想のスタイルだ。「聞きたいことはたくさんある。一緒にやらせてもらったときに教えてもらいたい」と声を弾ませた。

 小学生のころ、少年野球チームの遠征で福岡を訪れ、ヤフオクドームを見学した。フィールドにも足を踏み入れたという。その舞台をこれからはプロの選手として目指すこととなる。「一日も早く1軍に上がって、あそこでプレーしたい。うまい選手はいっぱいいるだろうけど、負けるつもりはない」。早くも闘志を燃やした。 (泉修平)

=2015/10/23付 西日本スポーツ=

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