柳田 ヤクルト山田ほめ殺し!?

西日本スポーツ

 日本一へ、ヨイショ、ヨイショ!? 柳田悠岐外野手(27)が23日、ヤクルト山田哲人内野手(23)を“ほめ殺し”だ。今季ともに打率3割・30本塁打・30盗塁の「トリプルスリー」を達成。同一シーズンに2人は65年ぶりで、両者が顔を合わせる日本シリーズとあって、報道陣から山田についての質問が続出すると「すごい」「とてもかなわない」「尊敬してる」などと、嵐のように賛辞を贈った。

 すらすらと言った。「すごい選手なんで。しっかり見て勉強したい」「野球に関してはとてもかなわないと思う。体格ぐらいは勝てそう。それ以外は全くレベルが違う」「野球選手としてすごく尊敬すると言いますか」「僅差のゲームで山田選手が打席に入ると、打たれそうで怖いなと」。全て柳田による山田評だ。

 質問者が期待したような対抗心のコメントは「あんなに若いのにホームランをたくさん打ちますし、負けてられない」ぐらいのもの。柳田は策謀にたけた人間ではない。こと野球に関しては謙虚な物言いが常。山田をテングにしてやろうという思惑ではなく、本心からだ。それにしてもあまりにへりくだるギータ節に、その場が笑いに包まれた。

 言い換えれば、柳田に特別な気負いはないということだ。大舞台を前に「ワクワクしてます。去年と一緒ぐらい」とあっけらかんと話す。レギュラーシーズン末の死球で傷めていた左脚も徐々に回復。「85パー(セント)ぐらい。あとちょっと」と言い、全力疾走についても「気持ちでカバーします」と笑い飛ばした。昨秋の日本シリーズ打率4割(20打数8安打)。今秋も、もう一暴れする。 (森 淳)

=2015/10/24付 西日本スポーツ=

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