タカ投無失点リレー スタン シリーズ初白星

西日本スポーツ

 大一番で最高の結果を残した。スタンリッジが6回を被安打4の無失点。シリーズ初勝利だ。「チームが勝つチャンスをつくる投球ができた。日本一が決まる試合で先発できてよかった」。大役を果たし、安堵(あんど)の笑みがこぼれた。

 気迫で勝った。3回1死一、二塁では、第3戦で日本シリーズ史上初の3打席連続アーチを放った山田を打席に迎えた。フルカウントからの9球目。スライダーでバットに空を切らせた。さらに交流戦で3ランを打たれた畠山を151キロ直球で遊飛に打ち取りガッツポーズ。直後の攻撃で李大浩に先制2ランが出た。

 クライマックスシリーズ(CS)では出番がなく、今月5日の楽天戦以来のマウンドだった。「絶対に先制点は与えたくなかったし、最初から全力でいくつもりだった。(今シリーズ初出場の)鶴岡がうまくリードしてくれた」。昨年の阪神との頂上決戦は第1戦に先発したが、5回途中6失点でシリーズ初登板初黒星。汚名返上を期していた。

 今回はシリーズ初白星を見せようと、家族も東京に呼んだ。移動の際の羽田空港では8月に生まれた次女のミルクをつくるなどパパの顔も見せた。「家族のため、父親の役割を果たすことは当然」。敵地のマウンドで仁王立ちし、誇らしげに胸を張った。

 佐藤投手コーチは「今年一番の投球だった」と絶賛。7回以降は森、バリオス、サファテとつないで無失点リレーを完成させた。シリーズ4勝のうち、2勝は無失点勝利。キーマンの山田は第4戦以降、8打数無安打に抑え込んだ。タカ投がリーグ1位のチーム防御率3・16をマークしたシーズン同様の強さを見せつけた。 (谷光太郎)

=2015/10/30付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ