東浜 100万円増1800万円

西日本スポーツ

 かつての弟子に弟子入り!? 来季4年目の東浜巨投手(25)が7日、今季のセ・リーグ新人王で亜大の後輩にあたるDeNAの山崎康晃投手(23)から教えを請う覚悟を示した。10日から25日まで米国・ロサンゼルスでの自主トレを計画。同地で現在トレーニング中の大ブレークした後輩からたっぷり吸収するつもりだ。この日、契約更改交渉に臨み、100万円増の1800万円で更改した。 (金額は推定)

 3勝、2勝、1勝。ドラフトで3球団競合の末、大きな期待を背負って入団した東浜の3年間の成績だ。「下(2軍)で投げる機会の方が多く、1軍で投げたいという思いが強い。自分を変えていかないといけない」。そこで、今季ルーキーながら、ブレークしたかつての“まな弟子”がトレーニングするロサンゼルスでの武者修行を選んだ。

 亜大の2学年後輩のDeNAの山崎康が一足先に乗り込んでいる。大学時代の寮は同部屋。「ベンチ入りメンバーで一緒にいることも多かった。野球の話もよくしていた」。かわいい後輩は、東浜の2年遅れで今季プロに入ると58試合に登板し、2勝4敗37セーブ、防御率1・92で、新人の最多セーブ記録を更新し、新人王。侍ジャパンにまで上り詰めた。

 今季1勝に終わった東浜の目に最速152キロ右腕の後輩はたくましく映った。「1年間、守護神で投げ続けてすごいなと思った。シーズンを通してどうだったのか、彼なりの理論を聞けたらいい」と先輩のプライドを捨ててでも教えを請う覚悟もある。山崎康の決め球ツーシームについても「どのようにアレンジしたのか聞いてみたい」と貪欲だ。

 大リーガーなども利用するロスでのトレーニング施設で筋力アップを目指す。「体全体として筋肉量がない。もっと力強さを出していけるように。甘えをなくして体をつくる」。秋季キャンプでは工藤監督の特別メニューで下半身を鍛えてきた。休むことなくトレーニングを続けて飛躍を誓う。「1軍で投げてなんぼ。先発に思い入れはあるけど、どんなところでも与えられたところで頑張りたい」。生き残るためなら中継ぎやロングリリーフもいとわない。究極の便利屋になっても1軍にこだわり抜く。

 昨年から勝ち星を減らしたが、100万円の微増でサインした。バックアップとして、2軍で結果を残し続けたのが評価された。「仕事ができなかったのひと言に尽きる。来年は1年間、1軍で投げられるように」。後輩との海外修行で来季への土台を築く。 (小畑大悟)

=2015/12/08付 西日本スポーツ=

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