はるっぴ9位、初選抜 AKB「第8回選抜総選挙」

西日本スポーツ

 AKB48の「第8回選抜総選挙」の開票イベントが18日、新潟市のHARD OFF ECOスタジアム新潟であり、HKT48は劇場支配人の指原莉乃が、24万超の票を集める圧倒的な強さで史上初の2連覇を達成した。宮脇咲良は6位で続き2年連続「神7」入り、昨年17位で惜しくも選抜=16位以内=を逃したセンターの兒玉遥も雪辱を果たし、9位で悲願の初選抜入りを成し遂げた。ほかにも、矢吹奈子、冨吉明日香、田中美久、井上由莉耶など、昨年の15人を超える19人がランクイン。支配人の快挙を祝うように、博多っ娘たちが躍動した。(古川泰裕)

 ●17位の昨年リベンジ

 「第9位。HKT48チームH、兒玉遥」

 1年間、この瞬間を待ち望んでいた。祝福を受けるその顔に、笑みがあふれる。博多のセンターが昨年のリベンジを成し遂げ、悲願の選抜入りを果たした。

 「ずっと、ずーっと、この選抜からの景色を見るのが夢でした。まさか1桁なんて思ってもなかったので…すごくうれしいです」

 初めて臨む、一人きりのスピーチ。特別な時間をかみしめながら言葉を紡ぐ。思いがあふれ、声が震えた。

 「私は『あと一歩』で届かないことが多くて…ファンのみなさんを悲しませてしまった。ごめんなさい」

 652票差で17位に“甘んじた”昨年のヤフオクドーム。その翌日から「選抜入りだけを目指してきたと言っても過言じゃない」と語るほど強い思いを秘め、1年を過ごしてきた。センターとしてHKT48をけん引するだけではなく、AKB48グループの「17位」として、選抜メンバーの代役を務めることも。グループの最前線に一番近い場所で自分自身と向き合い、先を行く先輩やライバルの背中を見続けた。17位の理由、自分に足りなかったものは何だろう-。「神様の意地悪」にほんろうされても、腐らず、考え、トライする。兒玉遥を支える「前を向く強さ」は、回り道ばかりのアイドル人生でつかんだ、彼女だけのものだ。支えになったのは、いつも変わらず彼女を信じるファンと、オーディションの際にもらった、秋元康氏の言葉。

 「夢は、手を伸ばした1ミリ先にある」

 届くかどうか分からなくても、前向きに、楽しんで。答えを見いだした博多の妖精の表情に、迷いは見られない。すっかり暗くなった空の下、ステージには、悔し涙を流したあの日から、ひと回りもふた回りも輝きを増した19歳がそこにいた。

 「くまモンみたいに、地元のみなさんに愛されるように頑張ります」。ちょっぴりお茶目な“はるっぴ節”も飛び出した。会場に笑顔の花が咲く中、最後にファンへの思いを叫ぶ。

 「ありったけの、恩返しをさせてください!」

 ありったけの感謝を抱え、1ミリ先の未来へ。兒玉遥は、その手を伸ばし続ける。

 ●咲良2年連続「神7」

 昨年7位のチームK4宮脇咲良は、今年もランクを一つ上げて6位。2年連続の「神7」入りを果たした。

 初参戦の2012年に47位にランクインし、その愛らしさで一躍注目を浴びた少女も18歳。HKTはもちろん、兼任するAKB48での活躍も際立つ。AKB48結成10周年シングル「君はメロディー」では初の単独センターに抜てき、OGの前田敦子、大島優子らの存在感を目の当たりにしながら、堂々と大役を務め上げた。4月に卒業した前総監督・高橋みなみからはグループの未来を託され、新エースとしての自覚も十分だ。

 「悔しいです…。来年こそは1位を目指していいですか…?」

 速報後に定めた目標の「5位」には届かず、総選挙で初の悔し涙を流したが、群雄割拠の「神の領域」でなおも前進する強さは、咲良が積み上げてきた努力の証しだ。

 きらびやかに、優雅に、愛らしく咲き誇る、鹿児島生まれ、博多育ちのサクラの花は、ここからが見ごろだ。

 ●指原“まな弟子”の快挙に号泣

 ○…18日に15歳の誕生日を迎えた矢吹奈子が28位に入り、念願の初ランクインを果たした。名前を呼ばれると、大好きな指原莉乃と泣きながら抱擁。「人生で一番最高の日になりました。ありがとうございました!」と、ファンへの感謝の思いを吐露。指原もこらえきれず、号泣しながら“まな弟子”の姿を見守っていた。

 ●「漏れそう…」

 ○…53位に入った神志那結衣が、今年も総選挙の会場を沸かせた。

 46位で初ランクインした昨年は、感激のあまり震えながら泣きじゃくり、手鏡を取り出して顔を確認するマイペースっぷりで一躍話題になった。今年は残念ながらランクダウンとなったが、再び手鏡を取り出し「めっちゃかわいいッス」と、変わらぬナルシストっぷりを披露。さらには、マイクを持つ手をぶるぶると震わせるだけでなく、足をもじもじさせながら「みなさんが投票してくれたのがうれしすぎて、おしっこ漏れそうです。行ってきます!」と言い残し、そのままトイレへ駆け込んだ。

=2016/06/19付 西日本スポーツ=

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