熊本 客席無料開放へ 県高野連、復興へ後押し

西日本スポーツ

 復興へと向かう熊本に球児たちの元気な声が戻ってくる。熊本市内で行われた抽選会には出場全63チームが出席し、甲子園を目指す熱戦の組み合わせが決まった。メイン会場として被災した藤崎台県営野球場を使用することも21日に決定。地震後、熊本では高校野球のすべての大会が中止されたが、これで夏の大会への準備が整った。

 熊本県高野連は復興へ向かう県民のために、夏の大会は入場料を徴収しないことにした。「高校生のプレーを通じて元気を発信したい。たくさんの方々に足を運んでいただきたいと考えた」と工木(くぎ)雄太郎理事長は説明する。10日の開会式には日本高野連の八田英二会長が激励に訪れる予定だ。

 くじ引きで選手宣誓の大役に決まった熊本二の倉岡直輝主将(3年)は「熊本大会は注目されているので、自分の宣誓でいいスタートを切れるように、しっかり宣誓したい」と力強く語った。

 地震の被害に加え、今月は豪雨による犠牲者も出るなど、自然災害が重なった熊本県。球児のひたむきなプレーが地元の人の心に光を届ける。

=2016/06/24付 西日本スポーツ=

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