松田 2戦連発18号 3戦連続1番 上げ潮ムード!!

西日本スポーツ

 ■則本から初の一発
 
 本拠地に「熱男!」の叫び声が響き渡った。音頭を取るのはもちろん松田だ。2点を追う5回1死一塁。則本の内寄り真っすぐを振り抜いた。「いい投手から打てたし、追いつけたのは良かった」。左翼席に飛び込む2戦連発の18号2ランで一度は試合を振り出しに戻した。完全復活を予感させる一発。ナインとハイタッチを交わすと、おなじみのポーズで締めくくった。

 「同じ滋賀県出身のいい投手。これまでなかなか打ててなくて、初めて本塁打を打てた。自信になる」

 楽天のエースに成長した同郷の後輩とは、野球教室や侍ジャパンで顔を合わせる。昨オフにはともに「しがスポーツ大使」にも任命された。一緒に故郷を盛り上げていく間柄ながら、則本が入団した2013年から本塁打はゼロ。この日も2打席連続三振を喫していたが、3打席目に先輩としての意地を見せつけた。

 これで3試合連続の1番での先発。4年ぶりに1番で起用された6日のオリックス戦は1四球&1安打で2得点。7日には9試合ぶりの一発も飛び出し、2試合連発と上げ潮ムードに入っている。工藤監督は「絞るところは絞って、打てる球を打っているから結果も出た」と満足そうだった。

 一方で、一時的な荒治療の一面もある。藤井打撃コーチは「本来は5番長谷川、6番松田、7番中村晃と並べていきたい」と説明。しかし、3試合ぶりにスタメン復帰した長谷川が4タコ3Kと調子が上がっていないだけに本来の打線は組みづらい。指揮官は「(松田は)いい結果が出ている以上、もう少し続けてもいいのかな」と1番での起用を継続する考えを示した。

 ただ、松田自身は必死に結果を残していくことしか考えていない。「いろんな人にアドバイスをもらいながら。今日は勝ちたかった。まだ勝ち越しのチャンスは残っているのでまた明日」。熱いリードオフマンの完全復活のときは近い。 (小畑大悟)

=2016/07/09付 西日本スポーツ=

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