3割アキラめない 後半戦 エース級との対戦“大歓迎”

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの中村晃外野手(26)が16日、4年連続の打率3割達成に向けて「ネバーギブアップ」の姿勢を示した。昨季まで3年連続でクリアしてきたが、今季はここまで2割8分どまり。筑後で再開した全体練習では、意識して下半身を使う打撃フォームを再確認した。あす18日からのオリックス3連戦で登板が予想される金子や西、さらに日本ハムの有原、ロッテの涌井、石川ら各球団のエース級を打って、波に乗りたい考えだ。

 ■フォーム再確認

 間もなく始まる後半戦を見据え、無心でバットを振った。タマスタ筑後での全体練習を終えると、中村晃は、隣接する室内練習場に姿を見せた。球団スタッフにボールをトスしてもらいながら、20メートル先にあるネットを目がけて打ち込んだ。

 ライナー性でしっかり打てると、ネットの袋状の部分におさまるようになっている。100球近くを打ち終えると、ネットに近づいてボールを片付けた。「28球くらい入った。2割8分か」と口にして、こう続けた。「2球が難しい…」。この日の練習の結果が、前半戦83試合を終えた打率2割8分とたまたま重なり、目標の打率3割に2分足りない現状と重ね合わせた。

 「下半身を使ってスイングができれば真っすぐいく。上半身が突っ立って打っていると、ゴロかフライになる」。2日間の球宴休みを終え、全体練習の再開初日。基礎ができているか再確認するために、あえて自主練習で試した。「残り2分」を埋めるためにだ。見守った藤井打撃コーチは「自分でどう修正すればいいか、晃は分かっている」と全幅の信頼を寄せた。

 リーグ戦は18日からのオリックス3連戦で再開する。相手先発は金子と西の2本柱が予想されている。さらに2位日本ハム、3位ロッテとの対戦が続く今月下旬からの週末5カードでは、日本ハムの大谷や有原、ロッテの涌井や石川といったエース級との対戦が続く可能性が高い。打率アップを考えれば難敵は避けたいはずだが、中村晃の思考は違う。「いい投手と多く当たるだろうけど、何度もやっている投手だから試合には入っていきやすい。苦手ということはない」。実際、今季は大谷を8打数5安打と打ち込み、金子も9打数3安打と苦にしていない。高い壁を乗り越え、V3と4年連続の打率3割をつかみ取る。 (谷光太郎)

=2016/07/17付 西日本スポーツ=

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