金子対策外れた 7月4度目0封負け 不快指数MAX

西日本スポーツ

 ■復興支援へ人文字「ファイト!」
 
 18日のオリックス戦では、5回終了時のグラウンド整備中にヤフオクドームのスタンドに熊本地震復興支援プロジェクトのスローガン「ファイト!九州」の巨大な人文字が現れた。この日から「鷹の祭典」が同ドームでも始まったことにちなんだもの。

 せめて1点でも-。青く染まったスタンドの願いははかなく消えた。9回1死二塁から内川、中村晃が倒れた。今季5度目、7月4度目の零封負け。1番での起用を続けた松田を8試合ぶりに6番に戻し、後半戦の再スタートを切ったが、6安打無得点と打線が機能しなかった。

 エース金子に対し、相性を重視した打線を組んだ。7番には福田を約1カ月半ぶりに先発起用。2回1死から右前打を放ち、序盤に期待に応えたかに見えた。「ヒットが出てホッとしているけど、走塁で滑ってしまったのは僕のミス。走塁は流れを変えてしまう」。続く本多の左前打で二塁ベースを回ったところで滑ってしまい、挟殺プレーの末、タッチアウト。先制機を逃すと、直後の守りで東浜が先制の満塁弾を浴びた。

 三塁ベースが空いた隙を突こうとした走塁でもあり、工藤監督は理解を示した。「打線の調子が悪くなると、先の塁へ、先の塁へと思う。積極的に行こうとした裏返しなので、そこを責めるのはかわいそう」。エース攻略の糸口をつかもうとした結果のミス。痛いのは福田自身が一番理解している。

 福田をプロ初のDH、1番には城所を右翼で配した。一方、本拠地で行われた15日の球宴第1戦で一発を放った長谷川をスタメン起用しなかった。藤井打撃コーチは「機動力も使える。(城所は)良くなってきていた分、出塁してくれるかなというのがあった」と説明。ただ、城所は3タコ。8回1死一塁で代打の長谷川も三ゴロ併殺と思惑は外れている。

 きょう19日はオリックス二枚看板のもう一人、西が相手だ。5日の対戦では8回無失点と抑え込まれた。雪辱に向けて、藤井コーチは「何とかつないでいく。四球を取って球数を放らせられるように」と攻略法を描いた。九州地方の梅雨明けと反して、この日の打線は湿りっぱなし。きょうこそ打線の爆発で真っ青なスタンドを熱狂させる。 (小畑大悟)

=2016/07/19付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ