<見どころ>敬愛、2連覇へ盤石 金鷲旗・柔道女子

西日本新聞

 昨年の優勝メンバーが5人残る敬愛(福岡)が2連覇へ視界良好だ。昨年の決勝で逆転の2人抜きをやってのけた児玉ひかる(3年)が順調に成長。今春の全国選手権でも団体と個人無差別級の2冠を達成した。その個人戦では5試合オール一本勝ち。スケールの大きさを感じさせた。昨夏の全国総体70キロ級優勝の新森涼(同)ら他の選手も健在。3人制の点取り方式で行う全国選手権と違い、今大会は5人制の抜き勝負。選手層の厚さも優位に働きそうだ。

 対抗1番手は前回大会、全国選手権と決勝で惜敗した大成(愛知)だろう。昨年6試合で計22人を抜いた松井絵名(3年)や副将で活躍した粂田晴乃(同)、2年生ながら全国選手権無差別級で準優勝した和田梨乃子ら戦力が充実している。卒業生の近藤亜美(三井住友海上)が8月のリオデジャネイロ五輪女子48キロ級への出場を決めたことも励みにし、初優勝へと突き進む。同選手権3位の東大阪大敬愛や藤枝順心(静岡)も有力だ。

 郷土勢では全国選手権ベスト8の長崎明誠もシード入り。双子の西村満利江、美波瑠姉妹(ともに3年)を中心に、全員が寝技を得意とする。同選手権や6月の全九州大会で敗れた敬愛とは、順当に行けば準決勝で対戦。同じ九州の壁を乗り越えれば、悲願の初優勝が見えてくる。

 ノーシードながら南筑(福岡)も楽しみな存在だ。1年生の素根輝(そねあきら)は昨夏の世界カデ選手権70キロ超級をオール一本勝ちで優勝。5月の全国総体福岡県予選78キロ超級決勝では敬愛の児玉に敗れたものの、ゴールデンスコアまで持ち込んだ。1、2年生が多いチームだが、勢いに乗れば同校初の8強入りも不可能ではない。

=2016/07/15付 西日本新聞朝刊(別刷り特集)=

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