<見どころ>大牟田、4強に照準 金鷲旗・柔道男子

西日本新聞

 初優勝を狙う日体大荏原と2連覇が懸かる国士舘の東京勢が拮抗(きっこう)している。金鷲旗と同じ抜き勝負で行われた3月の全国選手権決勝は、大将同士までもつれた末に日体大荏原が制した。主力に最重量級こそいないが、昨秋の世界ジュニア選手権の81キロ級で準優勝した藤原崇太郎(3年)やモンゴル出身で100キロ級のハンガル・オドバート(同)ら、多彩な技を持つ選手が多く総合力で勝負する。

 国士舘は前回大会の優勝を経験した選手が3人残った。中でも飯田健太郎(同)は4月の全日本選抜体重別選手権男子100キロ級に出場し、世界選手権に2回出場した高木海帆(日本中央競馬会)を1回戦で破った。技に切れ味があり、粘り強さもある。2校を追う埼玉栄は大外刈りを武器に3月の全国選手権無差別級で優勝した配島剛(3年)がチームの要。木更津総合(千葉)も100キロ級の山下魁輝(3年)を中心に重量級が並ぶ。作陽(岡山)や天理(奈良)、崇徳(広島)も有力だ。

 昨年大会で1校もベスト8に入れなかった郷土勢も名誉挽回を懸ける。筆頭が全国選手権8強の大牟田(福岡)だ。昨年の金鷲旗で中堅を務めた181センチ、130キロの西田将樹(3年)が主将としてチームをけん引。6月の全九州大会で2年ぶりに優勝した勢いで、4年ぶりのベスト4入りを狙う。

 過去4度の優勝を誇る伝統校で、今春の全国選手権3回戦で埼玉栄と好勝負を演じた鎮西(熊本)も上位進出への期待が高まる。

 好素材の中島大貴(2年)を擁する国東(大分)も楽しみだ。

 海外勢では中国から9年ぶりのエントリーとなった上海体育学院付が勝利を目指す。


=2016/07/15付 西日本新聞朝刊(別刷り特集)=

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