<見どころ>本命不在の混戦模様 玉竜旗・剣道女子

西日本新聞

 本命不在の混戦模様を呈している。3月の全国選抜は東奥義塾(青森)が制し、魁星旗は守谷(茨城)が優勝した。郷土勢も魁星旗準優勝の筑紫台(福岡)や3位の中村学園女子(同)、全国選抜3位の西陵(長崎)ら地力のあるチームが多く、大将同士までもつれる試合が増えそうだ。

 東奥義塾は8強入りした昨年のメンバーが4人残っている。昨年も大将を務めた小松加奈(3年)を中心に結束。東北勢にとっても初の大旗を狙っている。守谷も昨年大将として4強入りに貢献した西口真琴(同)が引き続き、チームの柱。全国選抜は3位で、激戦の関東大会を制するなど安定感が光る。

 3年ぶりの大旗奪還を狙う中村学園女子は、3月に世界選手権の代表候補強化合宿に参加した村田桃子(3年)が大黒柱。昨年の全国中学大会個人戦で頂点に立った妹尾舞香(1年)が加わり、戦力がアップした。筑紫台は昨年のメンバーで唯一残った小川梨々香(2年)が軸。2月の九州選抜を制するなど勢いに乗れば頂点を狙える力がある。全国総体の福岡県予選で宿敵に敗れた分、この大会の2年ぶり優勝に懸けている。

 西陵は昨年から主力の4人が経験を積み、簡単に打たせない粘り強い剣道で全国選抜3位に食い込んだ。本大会は2008年の準優勝が最高成績で、悲願の初優勝を目指す。全国選抜で守谷と代表戦まで粘った錦江湾(鹿児島)や、昨夏の全国総体個人3位の桑野こゆき(3年)を擁する阿蘇中央(熊本)も有力だ。2連覇が懸かる福岡第一は、昨年の大会で1年生大将として大車輪の活躍を演じた井手璃々華(2年)の奮起が鍵となる。

=2016/07/15付 西日本新聞朝刊(別刷り特集)=

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