<見どころ>九州学院、V3視野 玉竜旗・剣道男子

西日本新聞

 昨年まで2年続けて高校3冠(全国選抜、玉竜旗、全国総体)を達成した九州学院(熊本)が今大会も本命だ。昨年の大会で活躍した、ともに3年の星子啓太と梶谷彪雅(ひょうが)が二枚看板として君臨。今春の全国選抜では準決勝、決勝と2人そろって勝ち、チームを優勝へと導いた。同じパートには地元開催の全国総体に向けて力をつけてきた玉島(岡山)ら実力校がそろうが、本来の力を発揮できれば修猷館(福岡)と福岡商(現在の福翔)に次ぐ3校目の3連覇も近い。

 最も打倒九学に燃えているのが、2年連続準優勝の島原(長崎)だろう。昨夏の全国総体や抜き勝負で行われる今春の魁星旗でも決勝で宿敵に敗れた。2月の九州選抜で勝ち、魁星旗も大将同士で延長までもつれた末の惜敗で、力の差はない。1年時からレギュラーの松崎賢士郎主将(3年)を中心に4年ぶりの大旗奪還を狙う。

 全国選抜準決勝で九州学院を追い詰めた麗沢瑞浪(岐阜)は東海大会も制するなど、地力は十分。同選抜準優勝で関東大会を制した東海大浦安(千葉)も正攻法の剣士がそろう。九州選抜準優勝の東福岡は全国総体出場を逃しただけに、今大会に懸けている。

 伝統校では樟南(鹿児島)が全国選抜で8強入りするなど復活の兆しを見せている。前身の鹿児島商工だった1974年と78年に優勝した玉竜旗でも上位をうかがう。戦前の1940年に優勝経験のある鎮西(熊本)は6月の全国総体熊本県予選で九州学院と接戦を演じた。島原や中国大会王者の西大寺(岡山)がひしめく激戦のHパートで台風の目になりそうだ。

=2016/07/15付 西日本新聞朝刊(別刷り特集)=

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