いざ 百年の頂へ 玉竜旗高校剣道大会、29日決勝

西日本新聞

 伝統の抜き勝負による真夏の戦いが節目の年を迎えた。「大会創設100周年記念 平成28年度金鷲旗・玉竜旗高校柔剣道大会」は21日夕、金鷲旗男女合同開会式で開幕し、29日の玉竜旗男子決勝まで9日間にわたって行われる。会場は今年も福岡市博多区のマリンメッセ福岡。金鷲旗に男女計471、玉竜旗に同940チームが参戦する。

 両大会は大正初期の1916年、抜き勝負で争う九州学生武道大会として始まった。名称は時代背景などを踏まえて変遷し、太平洋戦争や戦後の学校武道禁止による中断を経て、59年に大旗の名を冠した。73年に全国に門戸が開かれ、高校柔剣道界のビッグタイトルの一つとして重きを成す。

 今年の金鷲旗男子は、2000年から16年連続優勝の関東勢から春の全国選手権覇者の日体大荏原(東京)が第1シードに選ばれた。同女子は13年まで2連覇していた敬愛(福岡)が昨年、埼玉栄から大旗を奪回。玉竜旗男子は昨年3度目の2連覇達成の九州学院(熊本)が史上3校目の3連覇を狙い、同女子は福岡県勢に7年連続優勝が懸かる。

 現高校生の世代は、未来の担い手でもある。柔道競技が行われる東京五輪の開催は4年後。昨年の世界選手権で日本が男女の団体戦、個人戦全4種目を制覇した剣道も、18年に韓国で次回大会が開かれる。今年の金鷲旗、玉竜旗大会から世界へ羽ばたく選手が出現するかどうかも楽しみだ。

=2016/07/15付 西日本新聞朝刊(別刷り特集)=

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