和田 決戦は金曜日 来週から上位カード初戦先発へ

西日本スポーツ

 ■きょう西武戦先発
 
 前半戦でハーラートップタイの9勝を挙げた和田毅投手(35)が21日、自身初のリーグ最速10勝に狙いを定めた。22日の西武戦で後半戦初先発。5年ぶりに復帰した古巣で、まずは「最低限」という2桁到達を目指す。順番通りなら次週からは2位日本ハム、3位ロッテとの対戦が続き、カード初戦の金曜は、現在9勝で並ぶ日本ハム有原、ロッテ石川と投げ合う可能性がある。文字通り「決戦は金曜日」となりそうだ。

 地元で完璧な投球を披露した5年ぶりの球宴は、収穫ばかりではなかった。和田が笑みを浮かべながら舞台裏を明かした。早大の後輩有原、石川との会話の中でいずれも後半戦は金曜日に先発する予定であることを知った。それは現在リーグトップの9勝で並び、防御率1、2位を走る両右腕との対戦が続くことを意味していた。

 「テンションが落ちています。有原と石川としか当たらない。2人ともいい投手だし、(防御率)1点台。ちょっとやそっとじゃ点が取れない。僕がゼロで抑えないといけない」。そう語りながらも、大切なカード初戦を託されたプライドもにじませる。「やりがいがある。そこを勝っていかないといけないし、勝つと相手のダメージも大きい」と続けた。

 猛烈な勢いで追い上げてきた2位日本ハムとしぶとく3位につけるロッテ。次週以降、8月いっぱいは週末に両チームとの対戦が集中する。カードの初戦は3連戦の行方をも左右する大事なマウンド。「初戦が大事。結果を残したい」と表情を引き締めた。

 まずは区切りの10勝目をつかむ。9勝目を挙げたのは6月24日の楽天戦。両リーグ最速で2桁勝利に王手をかけながら、2試合続けて白星を逃した。「西武戦で勝って2桁に乗せられるように。次のカードにも弾みをつけられるような投球をしたい」。西武とは日本復帰後初勝利を挙げた4月12日以来の対戦。「一発があるし、振り回すだけでもない。破壊力があるので、一人一人打ち取れるように」と目の前の打者に集中して白星につなげる構えだ。

 日本球界では過去9年で7度の2桁勝利を記録している。「最低2桁は達成しないといけない。そこから1勝ずつの積み重ねでチームに貢献できる。どれだけ上積みできるか」。決戦は金曜日。V3ロードの後半戦で、帰ってきた左腕が真価を発揮する。 (小畑大悟)

=2016/07/22付 西日本スポーツ=

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