東浜 後半戦2連敗 今季最短3回2/3KO

西日本スポーツ

3回、楽天に追加点を許しさえない表情の東浜 拡大

3回、楽天に追加点を許しさえない表情の東浜

 正念場を迎えた。相性の悪い杜(もり)の都で喫した敗戦を、東浜はこれまで同様にベンチで見届けるしかなかった。今季ワーストの被安打7で、先発ではプロ入り後2番目に短い3回2/3でのKO。「腕が振れていない。自分をもっとしっかり見つめ直さないと」。後半戦2連敗で4敗目となり、唇をかみしめた。

 1-2と1点差に迫った後の4回だった。先頭の新外国人、ペゲーロに浴びた右翼線二塁打をきっかけに後藤の左前打、足立への四球であっという間に塁を埋められた。三好は三直での併殺に仕留めたが、鋭い当たり。2死一、三塁となったところで飯田にマウンドを譲った。

 「代えられるべくして代えられたと思う」。飯田は代わりはなの島内への初球で暴投し、リードを2点に広げられた。東浜にとっては挽回するはずだった舞台。後半戦の初戦を任され、T-岡田に満塁弾を許すなど4回1/3で5失点だった18日のオリックス戦に続いて、早々とベンチに姿を消した。

 4月の昇格後、救援の1試合を挟み今季14度目の登板。6、7月と先発ローテの一員として回るのは4年目で初めてだ。疲労の影響も見えるが「疲れは関係ない」と言い切る。「下半身が使えていないから腕が振れていない。投球フォームの部分」。前回登板で自覚していた課題を修正して臨んだが、降板後は「初回しかできていなかった」と頭を抱えた。

 一時の勢いが消え、2試合続けて結果を残せなかった右腕に工藤監督も首をかしげる。「この2、3回と同じように見える。彼の感覚の部分もある。話し合っていかないと」。それでもファームでの再調整の可能性については否定。「コーチと話してもそういうことは出てこない」と、あくまでも1軍で投げながら結果を出すよう求めた。

 ■コボスタ宮城4戦全敗

 コボスタ宮城での登板は今季2度目、通算4度目で全敗。結果は出ていないが「苦手とか、そういうイメージでは投げていない」と苦手意識を否定する。開幕連勝が5で止まった後は1勝3敗。「この1週間でしっかりやらないと」。高まる危機感を振り払うためにも、次回のマウンドで相手打線を黙らせるしかない。 (谷光太郎)

=2016/07/28付 西日本スポーツ=