東浜8勝 熱投!今季最多137球

西日本スポーツ

■日々の積み重ねが力に
 
 今季最多137球の熱投が、約1カ月ぶりの白星を呼び込んだ。10安打を浴びながら、東浜が4試合ぶりの8勝目を手にした。「個人よりチームが勝てたのが一番。自分としても次につながる投球ができた」。心地よい疲労感に包まれ、ホッとした表情を浮かべた。

 まずは2試合続けて失点していた“鬼門”の初回をクリアした。1死から秋山に右前打を浴びたが、続く浅村の二直で飛び出した秋山も戻れず、併殺プレーで切り抜けた。「立ち上がりは悪かったけど、乗りきって、我慢できた」。2回、先頭メヒアに左中間の場外に消える特大の先制ソロを浴びながらも粘った。

 「何とか長いイニングを投げようと思った。途中からはいい球もあったし、(味方)打線も当たっているので、気負わずにしっかりいけるところまでいこうと」。5回に初めての三者凡退に抑えると、6回に味方が6点を大量援護してくれた。あとはアウトを一つずつ重ねていくだけだった。

 前半戦に6勝を挙げたが、後半戦に入ると黒星が増えてきた。7月18日の後半戦開幕のオリックス戦で敗れ、直近の6試合で1勝4敗。先発ローテーションの座も危うくなっていた。「鍛えながら勝つ」というウエートトレーニングとの両立に酷暑も加わり、疲労も蓄積してきた。それでも、己を信じて続けた。春季キャンプでは佐藤投手コーチに導かれ、低めの直球だけ150球近く投げ込んだ日もある。日々の積み重ねが、ここ一番での力になっている。

 3連打を浴びた8回に2点目を失い、イニング途中でマウンドを譲った。「8回は最後まで投げきりたかった。少しバテていた。まだまだ力不足。反省だらけですね」と悔しさをにじませた。満足することなく、次も白星を積み重ねてみせる。 (小畑大悟)

=2016/09/02付 西日本スポーツ=

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