最強打線復活!! 35日ぶり1軍合流3番柳田

西日本スポーツ

 ■ファーストSあす開幕
 
 最強打線が復活! 福岡ソフトバンクの工藤公康監督(53)が6日、クライマックスシリーズ(CS)突破へ大きな手応えをつかんだ。右手薬指骨折で離脱していた柳田悠岐外野手(27)が35日ぶりに1軍合流し、本拠地ヤフオクドームで行った6イニングの紅白戦では「柳田-内川-長谷川-松田」の中軸が計6安打と爆発。前半戦の快進撃を支えた最強打線が、8日開幕のファーストステージ(S)で3位ロッテを粉砕する。

 ■紅白戦で“4連打”

 札幌で日本ハムにリベンジを果たすためには、本拠地福岡でロッテを撃破するしかない。8日開幕のファーストSを目前に控え、3位チームを粉砕する準備はほぼ整った。リーグ3連覇を逃した後、元気のなかった工藤監督の表情にも本来の明るさがみなぎった。

 「みんな戻ってきて、打線がいいつながりを見せてくれた。7日まで万全の準備をして、(CS)初日を迎えたい」。右手薬指骨折で離脱していた柳田が約1カ月ぶりに1軍合流。紅白戦では主力の白組の3番に名前を連ね、ついに「最強打線」が復活した。

 昨季トリプルスリーを達成した3番柳田、4番内川、5番長谷川はいずれも首位打者経験者。6番松田は今季リーグ日本人トップの本塁打を放っている。外国人助っ人はいなくても、12球団随一といえる中軸。それぞれが輝けば、圧倒的な破壊力を生み出す。

 紅白戦では、初回2死で柳田が寺原から左前打。直後に試みた二盗は失敗に終わったが、9月1日の西武戦でのアクシデントで生じた「空白期間」の影響は感じさせなかった。2回は内川と長谷川の連打で無死一、二塁とし、松田が右翼線へ適時二塁打を放った。

 ■6イニング6安打8出塁

 この“4連打”をはじめ、自慢の中軸は6イニングで計6安打8出塁と爆発。工藤監督の表情にも自信がみなぎったが、目標は宿敵日本ハムを撃破した先にある3年連続日本一。そのためにCSでは、自慢の中軸にもチームプレーを課して、徹底的に勝利にこだわる。

 紅白戦後の円陣では各コーチに続き、工藤監督が選手の前に立った。「CSでは(中軸に)右打ちのサインも出ると思う」。能力が高い中軸は基本的に「フリー」で打たせてきたが、短期決戦では好機で「進塁打」のサインを出す可能性があることを伝えた。

 「1点を取る野球を強く意識してほしい。そこができれば、(打線の)つながりもできる。最悪を考えて、最高の結果になればいい」

 この日の紅白戦では、2回無死一、二塁で松田が実際に「右打ち」の指示を受けた。結果は右方向への適時二塁打で、試合後は「個人を捨ててチームのためにできるか。CSは犠牲心がないと勝てない」と強調した。最強打線が一つになれば、3年連続日本一への道は必ず開ける。 (倉成孝史)

=2016/10/07付 西日本スポーツ=

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