摂津CS任せろ ファイナルS先発内定

西日本スポーツ

 ■紅白戦
 
 摂津正投手(34)が6日の紅白戦で順調な仕上がりを披露した。主力の白組先発で控えの紅組を相手に2回をパーフェクト。CSファイナルステージに進出すれば2戦目以降で先発起用される見込みだ。レギュラーシーズンでは7試合で2勝2敗と振るわなかったが、ポストシーズンの経験は豊富だ。タカ投の大黒柱が3年連続日本一への道を切り開く。

 頼もしい背番号50の姿がヤフオクドームにあった。レギュラーシーズン最終登板の9月26日ロッテ戦から中9日。CSファイナルSに向けた調整登板で摂津は2回をパーフェクトに抑えた。内野ゴロを四つに2奪三振。「試合(間隔)自体は空いていたけど、全然問題なかった」と手応えをにじませた。

 先頭の明石を追い込んでからのシンカーで三ゴロに打ち取った。2回、江川との対戦では“らしさ”が出た。1ストライクからカーブで空振りを奪うと、2球ボール球を見せて、またカーブ。103キロでバットに空を切らせた。続く吉村、川島はともに内野ゴロだった。

 ブレーキの利いたカーブは持ち味の一つ。最速138キロだった直球とのコンビネーションは健在だ。「(紅白戦で)対戦回数が多くないから、バッターは不利」と話すものの、女房役の細川は安心材料として見た。「全体的にも良かった。右打者をカーブで三振に取れると楽になる」。大黒柱の復調に笑みを浮かべた。

 本塁裏のネット越しに見守った工藤監督は「いいボールを投げていた。真っすぐとシンカーの軌道が(途中まで)ほぼ一緒で打者が打ちづらい。期待しています」と、右腕のもう一つの持ち味を絶賛。佐藤投手コーチは「(チームが)勝っていけば出番はある」とファイナルSでの先発起用を明言した。

 5年連続の開幕投手に起用されながら自身のスタート3試合で2敗してファームへ。3カ月間の再調整を経て、8月以降は4戦2勝と立て直した。昨季のCSファイナルSでは登板がなかったものの、プロ入りからポストシーズンでは13戦4勝2敗と豊富な経験値がある。昨季の日本シリーズでも潮目を変える投球を見せV2に貢献した。

 「(紅白戦の内容に)納得はしてないけど、ゲームでは大丈夫」。福岡で千賀やバンデンハークらがつなぐバトンを、札幌では摂津も列に加わり、日本一まで運んでいく。 (谷光太郎)

=2016/10/07付 西日本スポーツ=

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