工藤ホークス先手必勝

西日本スポーツ

■きょうからCSファーストS
 
 先手必勝! 福岡ソフトバンク工藤公康監督(53)が、先行逃げ切りでのロッテ撃破を誓った。きょう8日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)では、パ・リーグは同制度が導入された2007年から9年連続で初戦白星チームが突破。今季の試合でも先制試合で勝率7割2分3厘を誇った工藤ホークスが、得意のスタイルで重要な第1戦を取り、日本ハムが待ち受けるファイナルS進出へ王手をかける。

 シーズンで味わった悔しさを晴らす戦いが、ついに始まる。午前10時から行われたCSファーストS前日練習。右翼付近にできた円陣の前に立った工藤監督は「明日からいよいよ始まります。みんなで元気を出して、勝ち抜けるよう懸命に頑張りましょう!」と、力強く選手らを鼓舞した。

■日本S並みに緊張

 3位で福岡に乗り込んできたロッテを先手必勝でたたきのめす。パのCSファーストSは、2007年から9年連続で初戦白星チームが突破。「このステージは初めて。そういう意味で日本シリーズと変わらないぐらい緊張してる」と話す指揮官も、3試合制においての初戦が持つ意味の大きさを十分に理解している。

 「データにも出ているし(初戦は)すごく大事だと僕自身も思う。当然、そこは有利になる。だから一戦必勝でいかないと」

 重要すぎる初戦を、こちらも先手必勝の姿勢で取りに行く。83勝54敗6分けで終えた今季。先制した試合の勝率は7割2分3厘(60勝23敗4分け)と「先行逃げ切り」を、得意としている。柳田も復活した強力打線で勝ちパターンへ持ち込み、一気にファイナルSへの切符をたぐりよせる。

 「先制できなくても終わりではないけど、どうやって相手より先に点を取っていくかが大事になる」

 勢いに乗ってくる相手の先制は、逆に絶対に止めなければいけない。共同会見ではロッテ伊東監督、鈴木主将がともに「チャレンジャーなので失うものはない」と発言。パのCSファーストSは10年から6年連続で2位球団が敗退するなど、プレッシャーなく挑んでくる3位チームが有利なデータもある。それだけに、必ず初戦に先制点を取り、一気に相手をたたくことが重要となる。

 「6年連続? プレッシャーかけにきたの? 頑張って上がれるようにします。負けると思ってやるわけない、勝つと思ってやる」。リーグ覇者の宿敵日本ハムへのリベンジを果たし、3年連続日本一がかかる日本シリーズへ進出するためにこんなところで負けるわけにはいかない。工藤ホークスが必殺の先制パンチで、札幌行きに王手をかける。 (倉成孝史)

=2016/10/08付 西日本スポーツ=

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