古谷 地元熱烈エール 東京五輪で活躍したら…

西日本スポーツ

 オリンピアンの町から羽ばたけ! 福岡ソフトバンクにドラフト2位指名された古谷優人投手(17)=北海道・江陵高=が21日、故郷の幕別町から熱烈エールを受けた。陸上短距離の女王、福島千里など同町出身の3選手が今夏のリオデジャネイロ五輪に出場。古谷には早くも2020年東京五輪出場への期待が高まっており、最速154キロを誇る十勝の剛腕も新たな「幕別の星」になる覚悟だ。

■町長も大興奮

 北海道が誇る「アスリートの町」が、リオ五輪とは違う興奮に包まれた。古谷がホークスに2位指名された20日のドラフト会議。「本当を言えば、日本ハムが良かったんですが(笑)」。同町の飯田晴義町長(61)は素直な胸の内を明かしつつ、喜びを口にした。

 リオ五輪には陸上女子の福島など十勝地区出身の3選手が出場したが、いずれも同町出身の「幕別ブランド」。同町によれば、ホークス入団が決まれば、古谷は同町出身のプロ野球選手第1号となり、プロ野球の世界にもヒーロー候補生が誕生することになる。

 それだけに、地元の歓迎ムードもすさまじい。飯田町長も「上位指名はとても喜ばしい。しかもホークスは断トツの戦力を誇る。幕別は五輪に出る選手が多くいるから、古谷君も続いてほしい。東京五輪に出られれば、町民栄誉賞は間違いなし!!」と鼻息が荒い。

 既に同町広報誌「広報まくべつ」の11月号で表紙や巻頭特集を飾ることが決定。同町のホームページには「幕別町イベントニュース」として、ドラフト当日の古谷の喜ぶ写真や記事などが掲載されている。町役場内に祝福の横断幕を掲げることも計画中だ。

 古谷が出場を期待される東京五輪は、日本ハムの大谷が日本代表の中心選手となることが確実。その大谷は市川とともに、球団の企画「北海道179市町村応援大使」で幕別町応援大使を務める。古谷と大谷が4年後に共闘すれば、地元の熱狂が最高潮に達することは間違いない。

 今夏の北北海道大会で最速154キロを計測し、一躍全国区となった古谷も「十勝の皆さんの期待に応えられるように頑張りたい」と意気込む。指名後の記者会見での「日本を代表するような投手になりたい」という言葉を現実にすれば、五輪出場もぐっと近づく。

 2000年4月にオープンし、古谷も小中学校時代に登板した幕別運動公園野球場(4310人収容)について、飯田町長は「活躍すれば『名前を使わせてもらう』という機運が高まるかも。幕別古谷球場なんていいね~」と夢を膨らませる。地元の熱烈エールも力にして、十勝の剛腕が「幕別の星」となる。 (谷光太郎)

=2016/10/22付 西日本スポーツ=

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