ホークス工藤監督 データ洗い直し厳命 ハム大谷をひんむけ!!

西日本スポーツ

森スコアラーと話し込む工藤監督 拡大

森スコアラーと話し込む工藤監督

■他球団の柳田対策がヒント!?
 
 3連覇を逃した工藤ホークスが、今季のデータの洗い直しに着手した。工藤公康監督がスコアラー陣に厳命。昨オフは“不要”だった徹底的なデータ分析で対戦打率4割1分1厘、9本塁打と好き放題にやられた打者大谷(日本ハム)も丸裸にするつもりだ。

 11・5ゲーム差からの大逆転を許した宿敵の日本ハムは広島との日本シリーズを戦っている真っただ中。中継のテレビ画面にスコアラー陣の厳しい目も注がれている。森チーフスコアラーは「短期決戦とシーズンの違いはあるけど、参考になる部分はある」と目を光らせる。

 工藤監督からは「日本ハムと比べて、数字的にどうだったのかを洗い出してほしい。それで欠点も出てくるし、どうしていかないといけないのか」と要望を受けたという。日本一となった昨季は圧勝でリーグを制したこともあり、オフも表面的なデータ分析にとどまったが、今オフはOPS(出塁率+長打率)なども含め詳細に及んでいる。

 こと大谷に関しては、対策の正解を見つけなければ、V奪回の道は険しい。森スコアラーは「内角を見せ球に使い、(勝負球は)アウトローで無難にいって失敗した。当てろというわけではないけど、来年は内角にもガツガツいかないと」と厳しい内角攻めの必要性を強調。「柳田への攻め方が正解だったのかな」。他球団が徹底的にインサイドを攻めた柳田対策を大谷封じの下敷きにしていく。

 スコアラー陣が総力を挙げて収集、分析したデータは、秋季キャンプから首脳陣や選手たちに還元される。今年の数字とデータの奥に隠れた「V奪還のヒント」を探っていく。 (小畑大悟)

=2016/10/26付 西日本スポーツ=

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