高橋純平 工藤塾入り

西日本スポーツ

■あすから秋季キャンプ
 
 こちらの競合右腕も期待大! 工藤ホークスが来季高卒2年目の高橋純平投手(19)を“強化指定選手”として今秋キャンプに臨む方針であることが27日、分かった。今キャンプはA(1軍)、B(2軍)の振り分けはしないが、1軍選手の練習グループで重点強化する方針。今秋ドラフトで5球団競合の末に1位指名した創価大・田中だけでなく、昨秋の3球団競合右腕も来季の1軍デビューを見据える。秋季キャンプは29日から11月19日まで宮崎市の生目の杜運動公園で行われる。

 工藤監督が「体力と筋力をメインに」と底上げを図り、来季V奪回へ「厳しくなる」とも予告している今秋キャンプ。A、Bの振り分けをせずに行うが、効率的にメニューを消化する上で、練習グループを分ける必要はある。佐藤投手コーチは「高橋なんかはこっち(1軍グループ)に呼んで、やるんじゃねえかな」と説明。超有望株とはいえ、1軍未登板の現状では異例ともいえる強化指定だ。

 昨秋ドラフトで3球団競合の末、県岐阜商高からドラフト1位で入団。「1年目に1軍勝利」を目標に掲げた今季だったが、昨夏に左脚を痛めており、万全を期すチーム方針から開幕後もリハビリが続いた。それでも高い潜在能力を証明するように5月末に実戦復帰。7月のフレッシュ球宴では自己最速を2キロ更新する154キロをマークし、球宴明けに救援で1軍昇格させるプランが浮上していた。

■投球練習と並行で

 もっとも前半戦の独走状態から一転、日本ハムの猛追を受けたチーム状況もあり、昇格プランは棚上げとなった。レギュラーシーズン2位が確定後、高卒2年目の松本を救援で1軍デビューさせたときも候補に挙がったが、制球面の安定感がいまひとつとの評価で見送られた経緯がある。1軍に肉薄しながらも、未昇格の高卒1年目だった。

 工藤監督は就任1年目で日本一に輝いた直後の昨秋キャンプで、若手投手陣に数々の強化メニューを課し、千賀、東浜、岩崎らを今季躍進に導いた。その通称「工藤塾」は今秋、投手コーチにメニュー作成を指示した上で、再び“開講”の運びだ。全期間、あるいは部分的になるかは状況次第となりそうだが、高橋も1軍首脳陣の前で徹底的に鍛えられることになる。

 佐藤コーチは「150キロ投げられるし、楽しみだよな」と1軍の先発候補としての資質を認めつつ「強化もそうだし、技術もやるべき人はやんねえとな」と、投球練習との並行も視野に入れた。ドラフト1位で入団して3年目の今季、1軍初登板した加治屋も同様に重点強化の方針。来季、どれだけの“工藤塾生”が羽ばたくか。 (森 淳)

=2016/10/28付 西日本スポーツ=

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