ホークス柳田 侍出場回避も

西日本スポーツ

■来月強化試合
 
 11月の強化試合に臨む日本代表「侍ジャパン」に招集されている福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手(28)が、昨オフに手術を受けた右肘の状態不安により出場が厳しい見通しであることが27日、分かった。26日に受けたメディカルチェックの結果を受け、球団は侍ジャパン側と協議に入ったもよう。今後は流動的ながら、左脚負傷のため国際大会「プレミア12」出場を辞退した昨秋同様、本人、周囲とも難しい判断を迫られそうだ。

■軽めに投球練習

 26日は秋季練習を欠席してメディカルチェックを受けていた柳田は、2日ぶりに練習に参加した。支障を感じさせずフリー打撃を行ったものの、投球動作は軽めのキャッチボールと、外野で短距離の壁当て程度にとどめた。検査結果について「大丈夫です」としつつも、予定通り29日からの秋季キャンプ参加後、日本代表に合流するか、との問いには「予定通りいけば」と言葉を選んだ。

 昨年11月に右肘関節内の遊離体を摘出する手術を受けた。開幕に間に合わせた今季も、終盤には慢性的な右肘痛を抱え、送球への影響も否めなかった。球団は26日の検査結果を明らかにしていない。柳田は9月に右手薬指骨折で一時離脱。復帰したクライマックスシリーズでの敗退から1週間の休養を挟んだことで、現在は症状が緩和していても、術前に近い症状が認められている可能性がある。

 柳田は昨年11月も「プレミア12」で侍ジャパンのメンバーに選出されていたが、同年シーズン終盤に左脚を負傷した影響により辞退した上で、右肘手術に踏み切った。今回、ソフトバンクから選出された5選手は今月29日から始まる宮崎秋季キャンプに参加して調整。11月5日から侍ジャパンに合流する予定だったが、柳田の今後は球団と侍ジャパン双方の協議による。

■きょう宮崎入り

 侍ジャパンの小久保監督は今回の強化試合出場メンバー28人を発表した18日、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を見据え「集まれる最後の機会。このメンバーを中心に戦うのは間違いない。WBC本番に向けての結束力を高めたい」と話している。そうした方針から24日には菅野(巨人)を出場登録外としながらもチームに帯同することを発表したが、柳田については現時点では不透明だ。

 いずれにせよ出場登録外となった場合、侍ジャパン側は代替選手の確保の可否も含めた善後策が急務となる。24日は菅野の出場登録外とともに岡田(中日)の追加招集も発表した。柳田はきょう28日、秋季キャンプに備え宮崎入りする予定ながら、治療方針は未定。ソフトバンクにとって日本一奪回を目指す来季、そして侍ジャパンにとって世界一奪回を目指す来春のWBCへ、気掛かりな案件となりそうだ。

=2016/10/28付 西日本スポーツ=

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