純平に工藤監督くぎ付け

西日本スポーツ

 背番号「47」にロックオン!! 来季2年目の高橋純平投手(19)が秋季キャンプインと同時に首脳陣の目をくぎ付けにした。真っすぐオンリーで計79球を投じたブルペン投球。ブルペン捕手の後方から中腰になって“塾生”をくまなくチェックした工藤監督も「いい球が来ていたよ」と二重丸だ。来季のブレーク候補生から目が離せなくなった。

 体力づくりを最優先させた1年目の今季は1軍に上がる機会こそなかったが、順調にステップを踏んでいる。それを物語っていたのが球筋の良さ。ダルビッシュ有や田中将大の指導経験がある佐藤投手コーチは「いい球が何球かあったよ」と明かした上で、こう続けた。「やっぱり、球が速いやつを近くで見るのは楽しいな」。来季の飛躍を感じさせるデモ投になった。

 より丁寧に投げようと、低めに投げ込んでいたときのことだ。その姿勢を見抜いた工藤監督から「そこまで意識しなくてもいいよ」と助言された。コントロールよりも腕を強く振ることを求められて早速実践。ベース上でも球威が落ちず「思い切りよく投げられた」と満足そうにうなずいた。

 ただ、周囲の高評価にも高橋に浮かれる様子はない。今季7試合に登板した2軍戦では2勝1敗の防御率2・22。150キロ台の真っすぐを含めて大器の片りんは見せたが、28回1/3で計20四球を与えた。「シーズン中はコントロールを乱すことが多かった。この秋は、技術面も含めて土台づくりから。体力も付けていきたい」。トレーニングメニューの際には工藤監督から直接指導を受けて体をいじめた。「1軍で投げられるような準備をしたい」。単にデビューするだけではない。工藤監督の熱い視線が「47」に注がれるたび、V奪還の戦力としての期待感が高まっていく。 (谷光太郎)

=2016/10/30付 西日本スポーツ=

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