ホークス内川“イチ流”リーダーに 最年長侍、若手との距離縮める

西日本スポーツ

 10日から強化試合に臨む侍ジャパンのメンバーで最年長の内川聖一外野手(34)が1日、“イチ流”のリーダー像を実践する考えを示した。強化試合はメキシコ、オランダとの4戦ながら、直前合宿も含むと約10日間。世界一奪還を目指す来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も見据えた上で、世代間のコミュニケーションを密にする機会とする。

 内川が初めて日本代表のユニホームを着たのは2009年のWBC。当時26歳で野手最年少だった。歳月は流れ、2年ぶりに侍ジャパンに復帰した今回は代表最年長となった。「イチローさんとか城島(健司)さんとか、先輩たちが話しているのを聞くだけでも楽しかった。今度は自分がそういう空間をつくらないと」。自らの経験を踏まえ、話す機会のあまりない他球団の若手との距離も積極的に縮めるつもりだ。

 コミュニケーションを重ねる狙いは他にもある。「普段は敵味方の関係だからなかなか話が聞けない。こういうタイミングで、自分がさらにレベルアップするための材料も集められたら」。今回の侍ジャパンには中田(日本ハム)や山田(ヤクルト)、筒香(DeNA)といった強打者も顔をそろえる。「自分のタイプもあるから、全てを取り入れるわけじゃないけど」としながらも、ベテランの成長欲は衰えない。

 ここまでの秋季キャンプでは、ランニング量こそ若手より落としているもののフルメニューをこなしている。「自分だけ中途半端にやるわけにはいかない。若い選手にとっての基準という存在になれれば」。偉大な先輩たちに学び、球界随一の打者となった。その教えを還元しながらも、まだまだ最前線に立ち続ける考えはホークスでも侍ジャパンでも変わらない。 (谷光太郎)

=2016/11/02付 西日本スポーツ=

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