松田、居合抜き打法の習熟誓う

西日本スポーツ

 侍ジャパン強化試合(10~13日・東京ドーム)のメンバーに選出されている福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(33)が3日、“居合抜き打法”の習熟を誓った。5戦3発を放ったクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでの意識をヒントに、コンパクトで確実な打撃を探究中。最小動作で急所を突く「居合抜き」さながらの打法で強化試合に臨む構えだ。選出メンバーは事前調整を行った秋季キャンプ地・宮崎をきょう4日に離れる。

 雲一つない空の下、祝日のキャンプ地のメイン球場では、正午すぎから内川、松田、中村晃の侍ジャパンメンバー3人が特打に臨んでいた。それぞれに選出を裏付ける打撃を見せる中、松田も気持ちよく柵越えを連発。誰に問われるでもなく「いやあ、札幌からバッティング、ええわ~」と自ら感心したように言った。

 「札幌」とはもちろん先月中旬、日本ハムとのCSファイナルステージを指す。5試合で敗退となったが、その間2戦連発を含む3本塁打を放った。「(ロッテとの)ファーストステージで外角に目付けしたらインコースを打ち損じたんで、ファイナルステージでは内角に目付けをした。そうすることでコンパクトになって、体の回転も良くなった」と言う。そのまま、この強化試合に持ち込む。

 ■立花Cと意見一致

 5年ぶりに師事することになった立花打撃コーチとの会話でも「その方が頭も動かない」と、目指すべき方向であることを確認した。「タチさんからは『確率を上げよう』と言われている。打率が上がればホームランも増えると。その言葉はスッと頭に入ってきた。ホームランを打ちたいと思うとオーバースイングになったりするけど、コンパクトに、タイミングよく」

 腕っ節に頼るより、正確に芯を捉えることを目指す。相手の攻撃に瞬時かつ最小の動作で対応し、深く切るより的確に急所を突くことを旨とする「居合抜き」の発想に似る。立花コーチは「今季の打率(2割5分9厘)から4分上がれば。比例してホームランも増える」と来季に向けた分かりやすい目標も提示した。

 ■侍Jで試し斬りへ

 侍ジャパン選出メンバーは強化試合に先立って5日に東京都内に集合。ソフトバンクの秋季練習、秋季キャンプで調整してきた松田らは4日に宮崎を離れる。「ランニングもできたし、練習もできた。しっかり体が動く状態にできたと思う。あとはいかに打つか。しっかり頑張っていきたい」と試し斬りの時を待ちわびた。 (森 淳)

=2016/11/04付 西日本スポーツ=

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