ホークス東浜 三つの壁…USA晴らす

西日本スポーツ

 ドラ1タッグが米国武者修行で“ウサ”晴らす! 東浜巨投手(26)が17日、12月にウエートトレーニングを中心とした自主トレのため、渡米することを明かした。昨年は単身で臨んだが、今年は1期下の加治屋蓮投手(24)の同行も決定。同じドラフト1位の後輩を刺激にして、あと一歩で逃した「開幕ローテ」「2桁勝利」「規定投球回数」の三つの壁を乗り越える体をつくり上げる。

 ■昨年トレ手応え

 30メートル走からスタートして1000メートル走を終えた後、テニスボールを追いかけた。仕上げはウエートトレーニング。クタクタになるまで体を追い込む秋季キャンプはあす19日で打ち上げとなるが、東浜に休みはない。来月8日から米国ロサンゼルスで自主トレを行う。

 「筋肥大が第一のテーマになる。野球につながる動きを取り入れながら全身を鍛える。昨年よりレベルも負荷も上がると思う。違うことに挑戦していきたい」

 昨年12月に単身で渡米した。ドラフト1位で入団しながら3年間で6勝どまり。環境の変化を求め、筋力アップに取り組んだ結果、今季9勝と殻を破った。「12月からトレーニングをしたことでシーズンに向けて体が仕上がった」。今年も同じトレーナーに依頼し、メニューを組んでもらう。

 月曜から金曜まで午前8時からと午後1時からの2部練習。主に器具を使ったトレーニングと向き合う。土曜は山登りなどを行い、完全オフは日曜のみ。帰国までの約2週間、ひたすら自らの体をいじめ抜く。

 全てはあと少しで逃した三つの壁を乗り越えるためである。開幕ローテ争いは直前で脱落。自己最多の9勝を挙げたが、2桁には届かなかった。投球回数も規定にあと8回と迫る135回で終了。「届かなかった悔しさは当然ある。(来年は)そこを最低ラインとしてやっていけるように」と意気込む。

 2度目の渡米は、後輩も同行させる。「自分のことで精いっぱいだけど、僕の刺激にもなる。もちろんライバルですから」。加治屋を連れ、ドラ1同士で競争意識を高めていく。「来年は対策もされて厳しくなると思う。トレーニングをするしかない」と飛躍の4年目を終えても慢心など少しも感じさせない。

 12月末の帰国後は、故郷の沖縄に戻り、1月は大隣らと自主トレに臨む。「競争に勝っていかないといけない」。米国でみっちり鍛え直し、来季への礎を築く。 (小畑大悟)

=2016/11/18付 西日本スポーツ=

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