正義 自身投球を丸裸 トラックマン「使いたい」

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクのドラフト1位・田中正義投手(22)=創価大=が23日、自己最速を更新する160キロの大台到達へ、自身の真っすぐを“丸裸”に分析する案を明かした。ファン交流イベント「ファンフェスティバル2016」で3万人を超えるファンに自己紹介を行った後、福岡県筑後市にあるファーム施設を見学。タマスタ筑後やブルペンに設置された弾道測定器「トラックマン」に感激した最速156キロ右腕は、精密データを駆使して直球のレベルアップを図る。

 ■ファーム施設見学

 まだまだ真新しい“若タカの巣”で、田中正義の夢は大きく膨らんだ。最速156キロ右腕は他の新人選手と一緒に、初めて筑後の地を踏みしめた。今春開業したばかりのファーム施設。屋内練習場のブルペンに足を踏み入れ、目が光った。

 「トラックマンですか」。軍事技術を転用し、投球の回転数や回転軸などを測定。数値として残るため、直球が走っているか軸がぶれていないかなど、極めて客観的な分析が可能だ。加えて、教えるコーチも、受ける捕手も“プロ”。大学時代とは大きく状況が変わる。

 回転数が高く軸が水平であれば、直球の伸びが良い、とされる。ただ、田中の思考はひと味違う。「平均値より高ければいいだろうし、極端に低くてもいいのでは」。打者が見たことのない球を追い求める姿勢が伝わる。

 「トラックマン」の存在そのものは、ドラフト会議翌日の指名あいさつで、球団から説明を受けていた。「自分がうまくなるために使いたい。早く映像を見てみたい」。理想の投球は「直球で押す」スタイル。感覚に加え、精密データを生かす方針だ。

 寮も見学し、「物を置くのが好きじゃない」とシンプル第一主義を明かした。持参するものを聞かれると「布団、冷蔵庫、サプリとかくらいかな」。テレビなしの可能性もあるという。部屋でダラダラ過ごす生活はイメージしていない。

 ■大観衆に活躍誓う

 ファームの施設見学前に、ファン交流イベントに参加。壇上で「1年目からチームの力になれるように一生懸命頑張ります」と誓った。直後のテレビ出演で書き記した、プロでの目標は「160キロ」。打者をねじ伏せる直球を完成させる。 (谷光太郎)

=2016/11/24付 西日本スポーツ=

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