ポスト森福は俺だ ホークス山田VS嘉弥真

西日本スポーツ

■ともにダウン更改

 「ポスト森福」の座を“狙って”る! 嘉弥真新也投手(27)と山田大樹投手(28)の両左腕が2日、巨人へフリーエージェント(FA)移籍した森福の後釜を巡って激しく火花を散らした。今季は2軍の投手タイトルをほぼ独占した2人だが、この日の契約更改交渉ではそろってダウン更改。来季は昇給を勝ち取るためにも、1軍の「左セットアッパー」入りを目指す。

■ふがいない1年

 突き付けられた現実と、真摯(しんし)に向き合った。先に契約更改交渉に臨んだ嘉弥真は、500万円減の年俸2000万円で更改。続けて交渉した山田も300万円減の同1400万円で契約更改した。

 嘉弥真「今年は2軍生活が長く、何もできなかった。まったく1軍戦力になれず、とにかく悔しい」

 山田「今年もチームの戦力になれなかった。(減俸も)当然だと思う。こういうシーズンは、今年で終わりにしたい」

 今季の嘉弥真は開幕1軍入りしたものの、シーズンはわずか5試合の登板に終わった。これは4試合の登板に終わった新人時代の2012年以来となる1桁の登板数。防御率も8・59と振るわなかった。

 一方の山田は2シーズンぶりの1軍マウンドとなった6月7日のDeNA戦に先発し、7回4安打1失点と好投。1100日ぶりの白星を挙げたが、結果的には4試合で1勝1敗、防御率5・93の成績で節目の10年目シーズンを終えた。

 ふがいない1年を過ごした両左腕。だからこそ、来季に懸ける思いは人一倍強い。1日に左のセットアッパーとして長年チームを支えた森福が巨人へのFA移籍を表明。この“穴”を狙い、くすぶってる?2人が代役に名乗りを上げた。

 嘉弥真「自分にとってはチャンス。その座は誰にも渡しません」

 山田「来年は(先発、中継ぎ問わずに)何でもやるつもりでいる。この世界は1軍で投げないと意味がない。チャンスがあれば、絶対にものにする」

■家族も背負って

 今季の2人は2軍の投手タイトルをほぼ独占。嘉弥真は最多セーブ、山田も最多勝、最優秀防御率、勝率第1位の投手3冠を獲得したが、山田が意気込んだように1軍の結果が全て。今季はともに結婚もした。家族の生活も「懸かってる」だけに、来季は激しい競争が繰り広げられそうだ。

 ※金額は推定

=2016/12/03付 西日本スポーツ=

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