ホークス東浜、夏バテよさらば 来季はもうやせない80キロボディー

西日本スポーツ

 今季は自己最多の9勝を挙げた東浜巨投手(26)が8日、福岡空港から成田経由で自主トレ先の米国・ロサンゼルスに出発した。プロ4年目で初めてシーズンを通して1軍で戦った今季は、体重が75キロまで落ちた夏場に成績が低迷。来季は年間を通して80キロ台をキープする考えを明かした。一軒家を借りる米国では自炊にも挑戦。「筋肥大」をテーマに、夏バテとは無縁のやせにくい肉体をつくる。

 ■体重減が成績に直結

 福岡空港に現れた東浜が携えていたのは、スーツケース一つだけだった。クリスマスの帰国予定まで2週間以上に及ぶロサンゼルスでの自主トレ。「トレーニングなので(荷物も)無駄を省いてきた」。昨年に続き6勤1休のトレーニング漬けの日々へ、必要最低限のものだけ詰めてきた。

 現地では昨年のマンションタイプではなく、キッチンの充実した一軒家を借りた。理由は食生活も“鍛える”ため。米国自主トレのテーマの一つは、体重を落とさずシーズンで投げ抜くための体づくりだ。今季は開幕時の81キロが一時は75キロまで減少。遠征などで着る球団支給のスーツがぶかぶかになったという。

 体重減は成績にも直結した。「パフォーマンスが落ちたのにも影響しているかもしれない」と自己分析したのは夏場の失速だ。開幕5連勝を飾るなど6月終了時には5勝1敗と大きく勝ち越していたが、7、8月は通算2勝5敗、防御率はいずれも4点台。シーズンのほとんどを1軍で過ごすのは初めてで、改善のきっかけをつかめなかった。

 「直球の球威が落ち変化球も良くなかった。手探りの一年で夏場に状態が落ちたことを改善しないと。もっと高いレベルで(力を)出し続けられるようにするのがオフの一番の課題」

 現在の体重は77キロ程度まで戻ったが、米国でさらに増やす計画だ。借りた家の近くには日系スーパーがあり、食材の調達には困らない。昨オフに退寮して1人暮らしを始めており、既に自炊も経験ずみ。先日も自宅で豚バラと白菜の鍋を作ったという。「鍋があればやってみようと思う」と米国でも自慢の?味を再現すべく腕まくりした。

 筋肉量を増やして体重の落ち込みを防ぎ、夏バテと無縁の体をつくる。課題の夏を乗り越えた先に、今季は9勝、135回とあと一歩で届かなかった自身初の2桁勝利と規定投球回のクリアがある。「シーズンを通して体をコントロールできるようにしたい」。スリムな荷物には収まりきれない目標を掲げ機上の人になった。 (小畑大悟)

=2016/12/09付 西日本スポーツ=

PR

福岡ソフトバンクホークス アクセスランキング

PR

注目のテーマ