川崎複雑、日米どちらも行きたい

西日本スポーツ

■熊本復興イベント開催

 考えれば考えるほど? 米大リーグ・カブスからフリーエージェント(FA)となっている川崎宗則内野手(35)が10日、来季去就を巡る複雑な胸中を語った。「どっちも100%。アメリカでも日本でもやりたい。いつも50%、50%だったけど変わった。どっちに転んでもおかしくない」と、この日も独特だった。

 この日は4月の地震で大きな被害を受けた熊本で復興イベントを開催。同県益城町の木山仮設団地を訪問し、藤崎台県営野球場で県内の小学生約120人を相手に野球教室を行った。残る震災の爪痕に「想像を超えてた。びっくり。ショック」と言葉を失い「必死で生きて今、笑顔で頑張ってるけど、まだまだ大変。僕らができることを全力でやり、協力し合う。忘れてはいけない」と強調した。

 野球教室では「子どもは本当に元気。自分の子どももそうあってほしい。父親目線。息子や娘ができると変わってくる」と話し、2日に第2子となる長女が誕生したことを報告。それゆえ去就についても「今年は今年の思いがある。今までにない感じもある」と言う。「代理人とこれから話して決める。年明けになるかもしれない」とした。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)については「もし呼ばれたらありがたい。頭には入ってますよ」と述べた。

 熊本一高でのトークショーでは、小学生から「ソフトバンクホークスに帰ってきますか」と古巣復帰を問う直球の質問。「どうしたらいい?」と苦笑して、逆に川崎が好きなソフトバンク選手を小学生に聞いてみると「今宮」と返ってきた。他にも好きな球団「日本ハム」や選手では「大谷」と、子どもらしい素直な答えも。海を渡って5年の歳月が過ぎ、時代も人の心も移る。川崎の決断はどうなるか。 (森 淳)


◆大谷175キロに“秘策”

 川崎が大谷(日本ハム)を「ダルビッシュのところでトレーニングして(日本最速)165キロになったってね。175キロ投げたければ俺のトレーニングに来たらいい」と勧誘した。今季途中からカブスでともにプレーした最速171キロのチャプマンを引き合いに「何食べてるか調べた。豆だよ。だから豆料理をごちそうして5キロ、僕が芋焼酎を飲ませて5キロアップ」と言いたい放題だ。もっとも大谷が来オフにもポスティングによる米大リーグ移籍を目指す話題には「二刀流でやってほしいね。投げて165キロ、打ってホームラン二十何本。そんな夢みたいな選手いないよ。宝です」と真剣に応援していた。

=2016/12/11付 西日本スポーツ=

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