内川対和田、少年チーム頂上決戦

西日本スポーツ

 福岡ソフトバンクの内川聖一外野手(34)、和田毅投手(35)が10日、自身の名が冠された少年野球大会の優勝チーム同士による“頂上決戦シリーズ”プランを明かした。内川はこの日、大分市で「内川聖一杯学童軟式野球チャンピオン大会」に出席。両大会の優勝チームによる試合について、既に2人で意見交換済みで、早ければ来オフにも、本拠地ヤフオクドームに招いて開催したい考えだ。

■ライフワーク新展開

 内川には大分市での「内川聖一杯学童軟式野球チャンピオン大会」、和田には島根県出雲市での「和田毅杯少年野球大会」と、それぞれ故郷に自身の名前を冠した軟式の少年野球大会がある。2010年に始まった内川杯はこれが7回目。05年からの和田杯は今年で12回目を迎えた。オフ恒例、両者のライフワークでもある小学生大会に、新展開のプランがあるという。

 11月末の選手会納会で、内川が「和田さん、相談なんですけど」と切り出した。それぞれの大会の優勝チーム同士の対決を「ぜひ一緒にやりましょう」と持ちかけると、和田も全く同意見。各選手冠大会の垣根を越えた交流試合の実現は、12年の米大リーグ挑戦前からの希望で「ウッチー(内川)からそう言ってくれて。うれしかった。僕も以前から、そういうことができればと思っていた。ぜひ実現したい」とうなずく。

 ともに大会を創設したのは次代の担い手への願いから。和田は「島根にないプロ野球を身近に感じてもらいたかった」、内川は「自分にとって近いようで遠い存在だったプロ野球を、少しでも近くに感じてほしかった」と思いを述べる。

 内川は「第1回大会に出ていた子たちが今、高3なんです」と言う。「いずれこの大会からプロが出れば。できれば現役のうちに…。対戦したら、どんな気持ちで打席に立つだろう」。和田杯からは07年大会V腕の東方が、育成で14年にソフトバンク入りした。「やっぱり群を抜いていた。彼のプロ入りはすごくうれしかった」と振り返る和田も「今年の小学校6年生の6年後…大学へ行けば10年後が楽しみ」と声が弾む。

 頂上決戦は早ければ来オフ、次回大会の優勝チームを“中立地”ヤフオクドームに招いて行いたい考えだ。和田は「僕は初めてプロの球場で野球をしたのが(島根・浜田)高2の夏の甲子園。何てデカいんだ!と思った。そういう経験をしてもらえれば」。内川が「とにかくいろんな方の協力が必要」と言うように今後、日程調整や関係各団体の協力を仰ぐことになる。

 和田は「他県の子との試合は刺激になると思う」と、地元の野球のさらなる活性化に期待した。ホークスではOBの小久保、松中、城島に名を冠した少年野球大会があるが、現役では和田と内川が開催。内川は「この輪がチーム内で広がれば、さらに盛り上がるでしょ」とチームメートの冠大会創設と、新設“シリーズ”への合流を歓迎した。

=2016/12/11付 西日本スポーツ=

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