ホークス今宮1億円突破 予想超え「『えっ!』って思った」

西日本スポーツ

■契約更改

 想定外の「暖冬」更改で大台突破! 福岡ソフトバンクの今宮健太内野手(25)が12日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉し、5500万円増の年俸1億4500万円でサインした。レギュラーに定着した2012年から5シーズンの貢献度の高さが評価された。来季の目標は今季2割台前半だった打率の3割到達。来年1月の自主トレは北九州市八幡東区の大谷球場でスタートする。 (金額は推定)

■来季は3割目指す

 球団の提示額は予想をはるかに超えていた。初めて年俸1億円の大台を突破した今宮は、記者会見場で素直な思いを明かした。「『えっ!』って思った。上がっても大台ちょうど、かと」。5500万円増となる年俸1億4500万円に思わず目を丸くした。

 「暖冬」だった理由について、今宮は「1軍にいた5年間にやってきたことを評価してもらった」と明かした。入団3年目でレギュラーに定着した2012年からの5シーズンで692試合に出場。これはシーズン平均では138試合に出場したことになる。

 三笠球団統括本部副本部長は「(査定は)積み重ねを評価するシステム」と説明。入団当時は周囲のレベルの高さに「野球を続けられないのでは」と下を向いたが、今季はゴールデングラブ賞も4年連続受賞。名手の域に達した遊撃守備と成功率の高い犠打でも、大いにチームに貢献した。

 来季の目標には、自身初の打率3割の大台到達を掲げた。「これまでに何度も言っているけど、打率3割にはいかないと」。今季の打率は2割4分5厘だったが、「テニス打法」の成果もあって6月と9月の月間打率は3割を超えた。調子の波を少なくすれば、3割は無理な数字ではない。

 来年1月の自主トレは北九州市の大谷球場でスタートする。かつて全国に覇を唱えた社会人の八幡製鉄(現新日鉄住金八幡)が本拠地とした球場だ。10月末に手術した右肘をチェックするために定期的に筑後へ足を運ぶ必要はあるが、「鉄の都」には自分たちの流れで練習できる利点がある。

 大谷球場には今オフに足を運び、グラウンドの状態をチェック。来年1月の自主トレ開始前には丸1日をかけて整備し、塩で清めるという。「自分たちがやるところだから」。右肘のリハビリも順調で、北九州自主トレでは従来以上に打撃力アップを目指す。

 来春のキャンプイン前に第1子が誕生予定。「2人の(家族の)ためにも頑張りたい。来年はこんな成績でここ(会見場)に来たくない」。チームでも「松田さん、本多さんに頼るんじゃなくて、よりリーダーシップを取るためにも結果を残したい」。強い責任感とともに、2017年シーズンに臨む。 (谷光太郎)

=2016/12/13付 西日本スポーツ=

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