大隣、開幕出遅れ有馬せん!! ローテ入りへ自身最速ブルペン

西日本スポーツ

 開幕ローテ「1点勝負」! 10年目で最少の登板1試合に終わった大隣憲司投手(32)が24日、来季の巻き返しを強く誓った。来年1月の沖縄自主トレではプロ入り後最も早い10日からブルペンに入る予定。2月のキャンプ初日から強烈にアピールし、激戦の先発枠に食い込む意気込みだ。きょう25日発走の有馬記念でも男の1点勝負。話題の米国次期大統領にかけて「トランプ馬券」を予想した。

 サンタクロースの衣装に身を包んだ大隣が、少年らに笑顔でプレゼントを配った。福岡市内の野球用品専門店で行われたイベントに参加。今年は7月に第1子の長男が誕生し、父となった表情にはこれまで以上の優しさがにじむが、心の中はかつてないほど熱い。「1日しかヤフオクドームにいれなかったのは本当に悔しかった」。出場選手登録は1日だけ、登板1試合に終わった今季の屈辱を、必ず来季晴らすつもりだ。

 「摂津さんも言っていたけど、自分で勝ち取っていかないと居場所がなくなる。(開幕ローテを)目指さないとやっている意味がない。谷間で待っているようではだめ」

 「1点勝負」で奪いにいくのは開幕ローテだ。昨年8月に左肘の手術を受けた影響で出遅れた今季は2軍スタート。シーズン途中からでもローテに食い込める自信はあったが現実は甘くなかった。出遅れた間に千賀や東浜ら若手が台頭。初先発した7月10日の楽天戦で白星を挙げても次の登板機会はなかった。自身も若手時代にハイレベルな先発陣に食い込んできただけに、世代交代の波は理解しているが簡単に引き下がる気はさらさらない。

 気合の「早仕掛け」で、11年目の勝負に出る。来月8日からの沖縄自主トレは、キャンプイン直前の同26日まで。「(1月)10日くらいからブルペンに入りたいと思っている。2月1日にブルペンで『今年は気合が入っているな』と思ってもらえるように」。今年までの10年は初ブルペンは早くても1月20日前後。キャンプ初日からの強烈アピールのために、前倒しで白球を投げ込む。

 先月には、3年前の自身と同じ国指定の難病、黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けたヤクルト5年目右腕、徳山をLINE(ライン)で励ました。「彼とも連絡を取り合いながらやっていきたい」。活躍が自身のためだけではなく多くの人の支えになることは分かっている。必ず、激戦の先発枠に食い込んでみせる。 (倉成孝史)

=2016/12/25付 西日本スポーツ=

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