ホークス東浜 股関節強化黒田式トレ

西日本スポーツ

■沖縄帰省 自主トレへ

 「黒田式」で2桁&規定投球回へ-。4年目で自己最多の9勝を挙げた東浜巨投手(26)が26日、日米通算203勝右腕も実践したトレーニングに取り組んでいることを明かした。25日に自主トレ先の米国から帰国。今季限りで引退した前広島の黒田博樹氏らを指導したトレーナーに股関節の強化法を学んだといい、今後も継続して一年間戦える体をつくるつもりだ。この日、沖縄に帰省。来年は元日に地元の世界遺産・勝連城(かつれんじょう)跡で始動する。

■規定投球回も狙う

 体をみっちりいじめ抜いた米国・ロサンゼルスでの自主トレから帰国し、一夜が明けた。「(午前)5時に目が覚めた」。時差ぼけ気味の東浜は、沖縄に帰省するため再び福岡空港に現れた。「2週間ちょっとだったので(体を)追い込んできた。やったことのないメニューもあったので充実していた」。筋肉痛を残した体に、さらなる飛躍へのヒントが隠されていた。

 現地のジムで学んだのは股関節のトレーニング。指導を受けた元ヤクルトのトレーナー、阿部勝彦氏から柔軟にすることの重要性を説かれ、練習冒頭にメニューが組み込まれた。「高校生のときはやっていたけど今は硬かった。やっていくうちに体の反応も速くなった」。効果を実感し、今後も継続することを決めた。

 動きの意図について細かい説明をした阿部トレーナーは、メジャー時代の黒田氏や筒香(DeNA)らへの指導歴がある。4年目の今季、シーズンのほぼ全てを1軍で過ごしながら夏場に自分の投球ができなかった東浜にとっては新鮮な発見がいくつもあった。「結果に出るかは分からないけど、今まで通り投げていくのに筋力がプラスになれば」と期待を口にした。

 シーズン後も秋季キャンプ、米国自主トレと酷使した体を一時だけ休め、元日は恒例の勝連城跡で始動する。沖縄県うるま市の実家からほど近い世界遺産で初日の出を拝み、新年の誓いを立てる。「勝」が「連」なる…と縁起のいい字面が並ぶスポット。「いい願掛けになれば」。今年からはドライブコースとしても人気がある往復10キロの海中道路を走っており、来年も同様に汗を流す予定だ。

 「来年は先発として1軍でチームの力になることが目標。最後まで先発ローテに入れるように」。2桁勝利に1勝足りず、規定投球回にはあと8イニング届かなかった。シーズン最終盤にはチーム事情で中継ぎに回った悔しさもある。黒田氏が初めて2桁勝利を挙げたのは5年目。同じ大卒5年目へ向け、東浜は「黒田式」のトレで股関節を鍛え、大隣らと行う沖縄自主トレで屈強な肉体への下地をつくりあげる。 (小畑大悟)

=2016/12/27付 西日本スポーツ=

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